湯葉と豆腐の店「梅の花」と言えば20年以上前になるでしょうか、当時ちょっと落ち着いた空間でリーズナブルに和食を楽しめるお店ということで人気がありましたが、バブル崩壊後はあまり目立たない時期が長かったように思います。地域限定で流れているCMもユニークでしたね。
そう言えばバブル末期(というか崩壊後?)はサンパチ和食(3800円でコースが楽しめる和食)なんていうのがはやった時代もありました(御蔵というお店が人気でした)。
話を戻して・・・梅の花はここのところまた積極的に店舗を拡大しているようで、越谷レイクタウンの近くにもかなり大型の店舗ができていました。前回レイクタウンに来た帰りに見つけて気になっていたので今回は入ってみました。最後に新百合ヶ丘店に入ってから15年以上は経っているのではないでしょうか。
アプローチも普通のファミレスなどとは違い高級感があります。地方に行くと似たような形態の上級和食ファミレスをときどき見かけますね。
入ったのが21時近くですでにピークも過ぎていましたので2名ですが個室に通してもらえました。個室からは小さなお庭が見えるようになっており何だか旅館の個室食事処のような雰囲気です。
最初は食事のみの予定だったのですが何となく気分も良いので運転手の私はノンアルコールビール、妻はハイボールを注文しました。
今回チョイスしたのは夜のメニューでは一番スタンダードとも言える「梅の花」コースで、鍋もお肉等がはいっていない湯豆腐のもの(4320円)に。
結果から言うとスタンダードなコースでもお腹いっぱいになりますし内容的にも満足のいくものでした。
最初は嶺岡豆腐、湯葉煮、お浸し、茶碗蒸しが運ばれてきます。
やはり湯葉は美味しいですね。もう少し高いコースだとくみ上げ湯葉が出てきます。
次にはマグロの山かけと梅の花名物のとうふしゅうまいが。とうふしゅうまいや生麩田楽は百貨店で販売している梅の花のお弁当にも入っていますがやはりお店で食べるほうが出来立てなのでより美味しいですね。
そして湯豆腐の鍋。
生麩田楽と湯葉揚げ。
湯葉グラタン。
そうそうこの時期は懐石に追加500円で松茸の土瓶蒸しを注文できるのでそちらも。
もちろん国産松茸ではないのでしょうけど、価格から考えるとなかなか良かったですよ。
季節の飯物と香の物、吸物、そしてデザート。
本格的な日本料理店とはまた違いますが、高級店のように余計な気を遣うこともなくゆったりと楽しめますし、これはこれでまた来たいなあと思いました。店舗によっては結構雰囲気は違いますのでより高級感のあるところをチョイスするのをおすすめします。
久しぶりに湯葉と豆腐の店「梅の花」に行ってみた
- 2017-10-10
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