銀座にあるひらまつ系列のイタリアンレストラン「アルジェントASO」が、2015年より料理長をやっていた浅見シェフの名を冠した「アルジェントASAMI」として2018年3月1日に生まれ変わりました。
オープン記念のワインペアリングランチを実施していましたので早速行ってきました。ランチはワインペアリング付きで税。サービス料も込で9000円と大変お得なもの。更には株主割引の対象プランでしたので、そこから2割引きとなりました(100株以上は1割引、500株以上は2割引となります)。
レストラン内は少しリニューアルしたようですが大きくは変わっていません。ただ中央に大きな花を配したりと以前と少し印象は異なるようです。
最初にシャンパーニュをいただきます。銘柄は「ひらまつ」のネーム入りドゥラモットです。ドゥラモットは好きなシャンパーニュのひとつなのでうれしいですね。
最初にやってきたのは稚鮎を炭で炙ったもの。季節を先取りですね。
リゾットに(おそらく)かつおだしを回し入れて、そこに鮎を加えて食べるという凝った内容です。
出汁風味のリゾットがくせになる味でした。稚鮎ともよく合います。洋風の調味料と合わさっているためか意外とシャンパーニュともけんかすることもはなかったですね。
パンも運ばれてきました。つけるものも単にバターではなく写真のように味の変化も楽しめるもの。
次の白ワインは店名のアルジェント(=イタリア語で「銀」の意)に合わせて、ボルドーのCLOS DES LUNESの
LUNE D’ARGENT(リュヌ・ダルジャン)を。バランスの良いふくよかな味わいのワインでした。
合わせる料理はこちら。上半分はサラダですが、下にはパスタが隠れています。
次の白ワインはフランス ドメーヌ・ゴビーのヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタランヌ・ブランVV。この白ワイン美味しいですね。ヴァン・ド・ペイなんて書いてあると油断してしまいますが、文句なしに好みです。
魚料理は飲茶のように蒸し器にはいって登場しました。ちょっと広東料理のような、でもやはりイタリアンで、ふんわりと仕上がった白身魚が、ワインともよく合いました。
そして肉料理。イタリアンらしい直球な美味しさと見た目と味わいの繊細さが調和した皿ですね。メインでがっかりするイタリアンも多いですが、最後までしっかり階段を昇っていく体験をさせてくれました。
赤ワインはイタリア・トスカーナの「Tenute del Barone 2007」。これはもう合わない理由はないですね。
デザート。一見シンプルですが和とイタリアンの融合というかそぎ落とされた美しさがありました。
小菓子のお皿の底が鏡になっていますが、これはアルジェントASO時代のお店のプレートを利用したもの。ASO時代を忘れず継承しながらも新しいものを作り出していく意気込みを感じました。
食後にお店の方のお誘いを受け個室スペースを見学させていただきました。個室は既定の人数であれば個室料金は無料なんだそうです。数人のお部屋から20人程度が入れるお部屋まで。
一番大きな個室は身内のみの家族婚に使えそうですね。
壁にある暖炉は最近よくあるイミテーションではなく本物の暖炉。煙をすぐ排出できるしくみになっているそうです。
レストランウェディングや会議、立食パーティーに使えるサロンスペースも。
控室や挙式会場もありました。
控室からはシャネルのビルが。よく見ると壁にはシャネルのロゴが。写真だとわかりませんがお店の方に教えていただきました。
ウェイティングバーではタバコもOKです。
なんだか後半は宣伝みたいになってしまいましたが、特にタイアップ記事とかではないです(笑)。銀座のど真ん中にこれだけのハコが作られていることに素直に驚いたというのが正直なところです。
この日は素晴らしい快晴で、銀座のビルに囲まれながらのランチはとても気分の良いものでした。
銀座 アルジェントASAMI オープン記念ワインペアリングランチ
- 2018-03-07
- 銀座・有楽町・日比谷