今年1月にオープンしたハイアットセントリック銀座。ハイアットは以前とは違い現在は平会員なのと、銀座のど真ん中にあるためか同クラスと比較しかなり強気な価格設定とで宿泊はいまだ実現せずです。
そんな中でどこかにビアガーデンでも行きたいなと検索していたところ、ハイアットセントリック銀座のダイニングバー&ラウンジ「NAMIKI667」にてテラスでのクラフトビールのAll You Can Drink(A.Y.C.D いわゆる飲み放題)をやっていることを知り、ホテル見学を兼ねて行ってみることにしました。
場所は銀座並木通りのど真ん中。朝日新聞社の東京での創業の地(ちなみに大阪本社はコンラッド大阪もはいっているフェスティバルタワー)が今回ホテルに生まれ変わっています。朝日新聞社は今や利益のかなりの部分を不動産業で出しており、そういう意味ではトランプと同じというのは面白いですね(笑)。
「NAMIKI BEER TERRACE」と銘打ったプランはドリンクのみ(クラフトビール&赤白泡ワイン)だと2時間で3200円、フード付きだと4800円(いずれも消費税8%、サービス料15%別)とドリンクのみだと微妙ですが、フード付きだと結構こなれた価格設定です。銀座で6000円ならありかなということで出かけてみました。
シンプルでありながら雰囲気の良い1階のエントランス。
NAMIKI667は3階にあり、エレベーターを降りるといきなりバースペースが広がります。
この日はお盆中だからか空いていたのでテラスが前提のプランでも屋内もOKそうでしたが、せっかくなのでテラスへ。幸い夜になって気温が下がっており、汗をかくこともなくむしろエアコンの室内よりも快適なぐらいでした。
最初は東京クラフト ペールエールの生ビールが乾杯用として提供され、その後は好きなクラフトビールや一般のビールを自由にとって飲めるようになっています。
銀座でテラスというのはなんか良いですね。
最初にキヌアとアボカドのグリーンサラダ ジンジャードレッシングが運ばれてきました。こちら食欲をそそる味付けです。
次のビールは「FarYeastBrewing」の「馨和 KAGUA」の赤。生産地は実はベルギーだそうです。和の馨るビールと銘打っているのでてっきり日本産と思っていました。飲んだ時にベルギービールみたいな味わいだなと思ったのですが、そりゃそうですよね(笑)。ANAのファーストクラスでも提供されていたと記憶しています。
続いて提供されたのはクリスピーフライドバイツ (4種)。次のような4種類のフライの組み合わせです。
・ミックスハーブフレンチフライ
・クリスピーガーリックシュリンプ
・フィッシュフライ
・チキンウイング
これはビールがすすみますね。フレンチフライは細身で味付けがもうお酒飲んでくださいという感じの内容です。
ビールはCOEDO毬花。ホップの風味がリッチで前面に出てきます。
そして「馨和 KAGUA」の白。こちらは白と書いている通りいわゆる白ビールです。
それぞれ個性があるので何杯飲んでも飲み飽きないですね。
北海道産 モッツァレラチーズとソーセージ、パルマハムのトマトピッツァを食べながらさらにビールを。
ビールはヤッホーブルーイングの「水曜日のネコ」に。こちらの白ビールのカテゴリですね。水曜日を言うだけあって軽い飲み口です。
そして〆は鉄鍋スパゲッティボロネーゼ。どれもがビールに合うものばかりで十分すぎるぐらい楽しむことができました。
最後に飲んだビールは同じくヤッホーブルーイングの「インドの青鬼」。こちらはパンチの強い味でしたね。でも濃厚なボロネーゼにはちょうど良かったかもしれません。
空いていたので途中で中に移動させてもらおうと思ったのですが、結局この日のテラスが気持ちよすぎてそのまま最後までいました。
屋内のインテリアはさすがはハイアット系だけあってカジュアルなホテルながらも高揚感や品の良さを感じるものでした。
テラスが気持ち良いシーズンのうちにもう一度行きたいですね。
ひとつだけ気になったのは隣のグループが缶やスパークリングワイン(ボトル)等を持ち帰っていたことです。一見割と余裕があってまともそうなグループだったのでびっくりしたのですが、こういう人がいるとプランが改悪するのでやめてほしいものです。