舞鶴 吉冨寿し(旧正月&3連休の福岡2019 その6)

福岡旅行の二日目の夜も鮨です。こちらもラグジュアリーカード経由で予約しましたが、カードは使えないお店なので支払いは現金となります。
吉富寿しには十数年前に来たことがあり、久しぶりの来店です。店内はトラディショナルな鮨屋のそれなんですが、案外モダンな感じもありシンプルで美しい空間です。老舗の鮨店ですが意外と古臭さは感じません。店内は写真撮影禁止(以前はOKでしたが禁止になりました)なので今回は文章のみでお伝えします。

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店主は一見怖そうなんですが笑った時の笑顔でとてもキュートで、特に女性ならカワイイと思ってしまうのではないでしょうか。
最初に少しおつまみも出ますが基本は握りが主体となります。以前は5000円程度だった記憶がありますが昨今のネタの高騰もあるのでしょうか、おまかせのみの一斉スタートで1万円となっていました。それでも十分に安いですね。
握りはネタのシャリのバランスがとてもよく、シャリのふんわりとした感じはまさに高級鮨店のそれです。もちろんネタが高級であるにこしたことはないのですが、やはりバランスが大事であり、そういう意味では手の届く値段で美味しい鮨が食べられることこそ価値が高いと思っています。以前は箸休めというか野菜寿司のようなものもあったように記憶しているんですが、今回はそれはなかったですね。
すごくスタンダードなお鮨なんですがスタンダードであることの価値はやはりあって、十数年ぶりにここに来れたことをうれしく思いました。
私も料理写真は普段撮っているのでなんですが、写真撮影を禁止としたことで確かに食べロガー的な人も少ないですし自己矛盾していますが居心地の良さを感じてしまいました(笑)。やはり名は知られているのか外国人の方はいらっしゃいましたね。外国人というとマナーの悪さばかりがクローズアップされますが最近は日本人のほうがよっぽどマナーが悪いと思うことのほうが多いです。
食べ終えてから帰り際にお客さん以前に来たことがある?と聞かれたのですが、さすがに15年ぐらい前のことなので誰か似た人がいたのかもしれませんね、私の父親も九州出身ですし。15年ぶりと答えると以前住んでいたの?と。何か近いものを感じたのかもしれませんね。もしそういうシンパを感じてくれたのであればうれしいです。