中国料理 月下翁(札幌グルメ13 すすきの 2019年11月)

中国料理 月下翁はいわゆる街中華とは一線を画す料理を提供しますが、それでいて気軽に利用できるような敷居の低さもあります。もし東京にあったら瞬く間に予約困難店となる気がします。またワインも充実しているので中華バル的な使い方もできます。

場所はすすきのの中心からほど近い場所のビルの地下ですが、札幌によくありがちなスナックや怪しげな店がひしめいている古い雑居ビルではなく、ちゃんとした?飲食店しか入っていないキレイなビルです。

この時が初めて訪れたタイミング(その後何度か行きましたが)だったので、まずは軽めのコース(前菜、温かい料理、麺飯、デザートからなる全7品 4500円)を注文しました。

ちなみに店名の「月下翁」というのは中国の縁結びの神様の名です。 生産者とお客様、お客様同士、そして僕たちも含め、人と人とのつながりや縁を結ぶ存在でありたいという思いからつけられたそうです。

月下翁の料理には化学調味料は使われておらず、野菜も近隣農家の無農薬・減農薬野菜等が中心です。ワインもナチュールが多かったかな。

最初は小皿の前菜盛り合わせ。これで5品分とかではないですよ(笑)。あくまでも最初の1品です。

ひとつひとつ手の込んだ料理です。

火の通り具合や食感などよく考えられていて素材の持ち味が活きています。

食べ疲れせず、体があたたまりむしろ元気になっていく感じです。聞くと食養生の考え方も取り入れているそうです。

四川料理がメインなので羊肉串も出ます。

牛肉チャーハン。肉そぼろの香ばしさとご飯のぱらぱら感がちょうどよくお替りしたくなります(お替りなんてないと思いますが・・・)。

そしてデザート。

後日訪れた際には単品で注文しましたが、割とボリュームが控えめなので一人でちょっと行きたいという時にも重宝します。中華というとどうしても複数で行かないとというイメージですが。

札幌で鮨や海鮮に飽きた時などにもおすすめです。