ハイアットリージェンシー京都 デラックスバルコニーツインルーム宿泊記1(2021年12月)

2021年晩秋の京都、パークハイアット京都、ホテル三井京都に続く3泊目はハイアットリージェンシー京都です。1泊目、2泊目はいずれもポイントでの宿泊、3泊目のここハイアットリージェンシーも当初はポイントで押さえていたのですが、意外と安めのレートで出ていたのでポイント泊をリリースして有償での宿泊に直前に変更しました。こちら元々は京都パークホテルというホテルだったのを改装して2006年にハイアットブランドとして再出発しています。

ホテルの内外共に既にクリスマスモードの飾り付けがされていました。

館内に入ると天井のデザインに目がいきます。見る人が見ればすぐにわかると思いますがリニューアル時のデザイン監修はスーパーポテトの杉本貴志氏(2018年に亡くなられました)です。

当初はホテルのデザインというよりは「春秋」等のダイニングバー系のデザインを多く手がけていた印象です。個人的にはスーパーポテトのデザインというと神宮前にあった伝説のバー・ラジオを思い出します(オープンしたのはもっとはるかに前ですが)。当時大学を出てそれほど年月が経っていなかった私にはセカンドも含め「ラジオ」の敷居はあまりにも高く感じられ、もっぱらサード・ラジオのほうに行く回数が一番多かったですが。ラジオに勤務していたバーテンダーさんと新宿のバーで再開したり、他にも西麻布のバーにも出身者が多かった印象です。私は銀座のバーは客層的に苦手で西麻布に行くことが多かったのですが、今はその西麻布にもすっかり行かなくなりました。

すっかり話がそれてしまいましたので元に戻します。

本当はロビー全体を撮影できれば良かったのですが、まだハイシーズンのこの時期は夜の遅めの時間でもゲストを写り込ませずに写真を撮るのが難しかったです。というわけで変なアングルばかりで申し訳ありません。

クリスマスツリーはなんだか目立たない場所にひっそりと。こちらのホテル、元々の構造的に天井が高い部分があまりないのである程度大きなツリーだとここしか置く場所がなかったのでしょう。

この時はスタンダードクラスのお部屋の予約でしたがグローバリストの恩恵もあり、デラックスバルコニーツインルームにアップグレードしていただきました。本当に有難いですね。

お部屋は60平米ありますのでスタジオスイートといっても差し支えない広さと空間だと思います。

ソファは大きなL字型のものでゆったりとくつろげます。

京都のホテルは高さ規制の関係もあり天井が低いところが多いですがここも同様です。ただこの部屋についていえばワンフロアで広い空間にしていることもあり窮屈さはあまり感じません。

最近のホテルには少なくなりましたが立派なデスクがあるのもうれしいですね。夜や休日でも突発的に仕事をしたりすることも多いのですが最近は小さな丸テーブルしかないようなホテルも多いので困ったりすることもしばしばです。

スタンダードルームの中にはもう少し明るい色調のタイプもあるのですが、こちらはウォールナット調の全体的に落ち着いた色合いです。着物柄のベッドボードもそれに合わせ一般客室と比較すると落ち着いた色合い。

ミニバースペースはこちら。ネスプレッソもあります。

リージェンシーブランドでもありグラスや冷蔵庫の中の内容等はそこまで凝っているわけではありません。

この部屋タイプで特長的なのは部屋の三分の一程度を占めているウェットエリアです。洗面カウンターはシンプルな造作のダブルシンクです。

一方で浴槽はビバ造りの贅沢なもの。浴槽自体も大きくスイートルーム級の設備ですね。

ウェットエリアの中の位置関係はこんな感じです。

アメニティーはハイアットらしく引き出しの中にきれいにおさまっています。ヘアケアやボディケア関連はお馴染みのファーマコピアです。

トイレは独立したスペースに。

ゲストルームの窓からの風景。

次回はバーや朝食の様子をお伝えします。