パークハイアットニセコで今回宿泊するお部屋は部屋の中に天然温泉の半露天風呂が附帯したタイプのキングスタジオレジデンスでした。行動制限が解除され、インバウンド客が復活している中で今後はスキーシーズンに入るとなかなか手の出ない価格帯になりそうですがシーズンオフなら何とか常識的な価格で今後も宿泊できそうです。
レジデンス棟のロビーフロアはとにかく空間に余裕があり天井高もあります。
レジデンス棟のエントランスからホテル内に入るとこの風景が広がります。天気が良いと真正面に羊蹄山が見えますがこの時は大半が雲に隠れていました。
こちらのマウンテンラウンジは宿泊時は営業していなくてフリースペースのようになっていました。2023年1月6日から営業を開始するようです。
チェックイン手続きを終えてお部屋へ。たどり着く間にも無駄とも思えるスペースがふんだんにあります。
エレベータホールまで来ました。
今回のお部屋は細長いレイアウトで広さは73平米と、このホテルの中では特別広いわけではありません(一般的な水準からは十分に広いですが)が使いやすい間取りではあります。
コンパクトなリビングスペースがあります。
逆方向から。
レジデンス棟だからかもですがインテリアのデザインはパークハイアットの割にはオーソドックスです。
ミニキッチン。調理をするというよりは温めたり、洗い物をしたりぐらいの感じでしょうか。
もちろん一通り調理器具は揃っています。
このへんはもう少しおしゃれ家電にしても良かったのでは。東芝には申し訳ないですが(笑)。
ネスプレッソとTWG。
機能的にまとめられたパネル。
冷蔵庫のドリンクのラインナップもルイナールが入っている以外は特筆するようなものではありません。
ニセコのロケーションに胡坐をかいているわけではないと思いますがハイアットにしてはいろんな意味でユルめに感じますね。計算されつくした空間というイメージはありません。ただ落ち着く空間ではあるのでこれはこれでアリです。
レジデンスではなくホテル棟だとまたインテリアが違うのかなと思いましたが、写真を見る限りはそれほど変わらないようですね。
さて、このお部屋の一番のウリではある温泉です。2~3人は十分には入れる大きさの浴槽に源泉が注がれていくのは何とも贅沢ですね。しかも一回ずつ湯は抜くのでいつも新鮮なお湯に浸かれます。
あまりにも気持ちが良すぎてチェックアウトまでに3回ぐらい入ってしまいました。
夕方に入った際には羊蹄山も顔を出してくれました。
お部屋からの羊蹄山。
眼下に見えるのはホテル棟です。
クロゼットスペース。これ以外にももうひとつあります。
引き出しには浴衣や金庫が。
半露天の温泉風呂の他に本来のバスルームも別にあります。
美しくディスプレイされたバスローブ。
洗面カウンターはダブルシンク。
アメニティーはパークハイアット標準のニューヨーク発のブランドLE LABO。以前のAesop(イソップ)がとても気に入っていたので変わってしまって個人的には残念です。
こちらも贅沢に面積がとられていますが惜しむらくは温泉ではありません。なのでこちらでは体を洗うのみでした。
トイレは個室タイプです。
クロゼットの扉を開けるとミーレの洗濯機と乾燥機が。
スリッパはフカフカです。
次回はホテル内のバーを利用した時のことを紹介します。