釧路プリンスホテル宿泊記 シングルルームの部屋とトップ・オブ・クシロの朝食(釧路・厚岸小旅行2024年7月その1)

札幌からバスで約5時間の移動で釧路に到着です。というか小旅行という距離感ではないですね。フィッシャーマンズワーフMOOの停留所で降りると今夜の宿であるプリンスホテルまでは5分もあれば到着します。

もちろんこの時間には既にMOOは営業していません。バブルの真っただ中の1989年に開業した頃はウォーターフロント開発のお手本としてもてはやされたこの施設も今はかなり寂れてしまいました。当時は西武百貨店が加わっていましたね。

当初はこちらのANAクラウンプラザに宿泊しようとしていましたが夏だからか想定以上の価格に。だったら満員状態なのかと思いきや部屋の明かりはわずか。もう日本のホテルは安い価格でしか泊まらない日本人の宿泊客はいらない方向に舵を切っているようですね。つまりは安くしてでも部屋を埋めるより安く埋めるぐらいならそのまま空けておき、高い単価で売るということでしょう。

それはそれで仕方のないことだと思っています。

こちらのホテルには以前HOKKAIDO LOVE!の乗り放題パスを使ったときに宿泊しています。

もちろん朝食も。そうそうBARも利用しましたね。

プリンスホテルは日本人の団体客を複数受け入れていたためか混雑していました。

こういう感じのエントランスとかプリンスだなあと思います。

ここは前回はHafH×JALのプランで宿泊したことがあります。

フロントに行くなり名前を呼ばれたのでおそらくは今日最も遅いチェックイン客だったと思います。バスで来たといったら驚かれました。そんなにレアなんですかね。

それではお部屋で。プリンスのWEBサイトから直予約をしましたが特にアップグレードはなくシングルルームの予約のままでした。それであれば前回の宿泊と同様にHafH経由でも良かった気がします。

会員サイトにはプリンスプラチナ会員はアップグレードの資格がなく、最上級のダイヤモンド会員のみがアップグレードされることが書かれています。でもそんな感じではみんなサードパーティー経由に予約が流れる気がします。

お部屋の広さは約15平米とコンパクトでダイワロイネットホテルやリッチモンドホテル、三井ガーデンホテル等のアッパービジネスホテルよりも狭いですね。

ベッド幅は110センチです。

独立したデスクがあるのは便利ですね。折り鶴が置かれていました。

水回りはユニットバスで、こちらは一般的なビジネスホテルよりはいくぶん広めですね。バスタブもクラスを考えると十分な大きさです。

玄関横にポットやグラス類が。冷蔵庫の中身はカラです。

クロゼットは狭めですがちゃんとあります。このクラスのプリンスにしてはめずらしく普通のスリッパの他に使い捨てのスリッパも置かれていました。

スイッチ類はベッドボードにまとめられています。スマートではないものの電源タップが置かれているのは何気に便利です。

翌朝は霧でした。釧路らしい朝の迎え方です。

霧に包まれながらシースルーエレベーターを昇ります。

プリンス独特の体育館のような展望レストラン。でも嫌いではないです。

パンやパンケーキのコーナー。

種類は多いほうだと思います。

自分で盛り付けるお好み海鮮丼もあります。イクラはありませんでしたが。

こんな感じでとってみました。種類が多そうに見えたのですがいざ取り始めてみると個人的にはそんなに食べるものがなかったので結果としてはこんなふうに。

それでも釧路の街を眼下に眺めながらの朝食は良いものですね。

海鮮丼もつくりましたよ。

ちょっと地味ですが。

ヨーグルトと珈琲。

朝食が終わる頃にはすっかり霧も晴れていました。

天皇皇后両陛下が北海道を訪れた時の写真が飾られていました。

ホテル外観。

厚岸に移動する前に和商市場に寄っていきましょうか。