新宿・曙橋にある予約2年待ちと言われる人気店「焼肉ヒロミヤ」本店に行ってきました。現在は何店舗かあるのと、時間帯やタイミングによって予約方法等も複数あることから中途半端な時間の平日であれば以前より予約はとりやすくなった気がします。まあでも以前は5000円だったコースが段階的に値上げして今は7500円ですから安さで勝負という価格帯ではなくなってきたこともあるのでしょう。
今回はラッキーなことに近い日程で予約が取れた上に、何と新宿区のプレミアム付き商品券も使えるとあって鼻息を荒くして行ってきました(笑)。ヒロミヤ様、有意義な使い方をさせてくれて本当に感謝します。
新宿区は新型コロナ対策は本当にダメダメだったし、区民への様々な還元も23区内ではかなり低いレベル、こちらの商品券も神楽坂や江戸川橋のめぼしい(行きたい)お店では全然使えず期限切れの危機を迎えていました。東京都のコロナ対策予算もサラリーマンの都民には全く恩恵もなかったですし。夫婦ともそれなりの税金を払っている身としてはささやかな都民・区民の抵抗として最近どうでもよくなっていた「ふるさと納税」を今年は久しぶりに全力でやろうと考えています。
すみません・・・ついつい最近の行政に対する怒りが。話を元に戻します。ヒロミヤは感染対策もあってか2人にもかかわらず2階の割と広い席に通してもらったので思いのほかゆったりと楽しめたのは嬉しい誤算でした。
ドリンクは生ビールやハイボール、日本酒、焼酎、ワイン、ソフトドリンク等をセルフ形式で2時間楽しむことができます。
セルフドリンク付き焼肉コースは左上の内容です。追加のメニューも用意されていますが、あまり注文している人はいなかったですね。あと客層がすごく若くて私たちは微妙に浮いていたかもしれません。それにしてもお酒をあまり飲まない人が増えましたね。少ししかお酒を飲まずにコースで7500円となると普通の焼肉店でもそれなりには楽しめる金額ではあります。
最初にキムチ、もやしナムル、韓国のりが置かれます。
厚切りタン、ローストビーフタン、炙りユッケの3種から。炙りユッケも捨てがたいのですが、この中だと何といっても厚切りタンですかね。独特の歯ごたえも含めて最初からインパクトのある1品だったかなと思います。
網が温まってきたらどんどん焼いていきますよ。
こちらは上ロースでしたかね。コストの関係かそんなに形が整ったお肉が出てくるわけではありません。
こちらはリブロースとハラミ。ハラミってすごく差が出ますがこちらのは変な臭みやクセもなく良いハラミでした。最近は塩ハラミなんて食べ方もしますが個人的にはハラミはやはりタレです。最初の一口ぐらいは塩でも良いのですが。私は大阪人なので子供のころからハラミも食べていましたが今ではすっかり東京でも市民権を得てしまいましたね(その分、昔は比較的安い部位だったのにすっかり高くなってしまったのは残念です)。
炙りロース。こちらは火を通し過ぎるのは厳禁です。こちらは基本的に放置系なので焼き方を指導されるわけではないですが「焼肉ジャンボ」あたりだと秒数まで指定されそうです。
鴨とノドナンコツと塩カルビ。
ツラミ(ピーマンと一緒に食べます)と和牛赤身。ツラミはそれなりの濃厚な部位ではあるのでピーマンと合わせるとあっさりでちょうど良いですね。
〆は和牛まぜそば。これが実はなかなかに美味しいです。〆にふさわしいお料理でした。
全体的な印象としては価格なりの満足感はしっかり得られます。量的にも食べ過ぎにならずちょうど良かったですね、但し若い人だと少ないと感じるかもしれません。ただ半年とか1年待ってでもかと言われると同じくらいの価格帯で同じ満足感を得られる(予約の取れる)お店は他にもあるので「そこまでではない」という回答になります。なので近い日程で予約が取れる日があればまた行くと思います。