温泉津温泉は石見銀山の積み出し港として栄えた温泉町だ。旧館(震湯)は大正8年築の木造洋館で現在はカフェとギャラリーになっており、入浴施設はとなりの建物にうつされている。
旧館(震湯)の内部。カフェになっている部分が男性更衣室、アンティーク家具が置いてありギャラリーになっているのが女性更衣室だったそう。面白そうなメニューもいくつかありカフェも利用してみたかったが、あまり時間的な余裕がなくて断念。ちょっと予定を詰め込みすぎたかな。。
さて、早速温泉へ。旧館はもちろん素晴らしい建築だが、築年数の浅い新館もレトロモダン風で趣があってなかなか。
脱衣室はこんな感じ。
そして浴室。床を張り替えてからそれほど経っていないらしいが既に温泉の湯の華が溶岩のように固まっている。泉質が素晴らしい証だろう。実際、今まで入った中でも一番に近いぐらい良いお湯だった。
上階には休憩スペースがあり、パノラマ窓からは温泉津の風景が。いい風が入ってきて気持ち良い。
屋上に上がると両側に崖が迫り狭い空間に温泉街の建物が並んでいる様子がよくわかる。
温泉を出たところで経営者の女性の方としばらく話をする。薬師湯や温泉津の温泉街のエピソードをたくさん聞かせてもらった。その後はしばし街を散策。
今回は日帰りだったけど泊まりで来てみたいなあ。。
温泉津(ゆのつ)温泉 湯元薬師湯(島根旅行2012) [島根 大田市 石見銀山 ユネスコ世界遺産]
- 2012-10-27
- 中国・四国・九州