【伊豆】E261系 サフィール踊り子 乗車記 東京⇒伊豆急下田

先日休暇村南伊豆に宿泊しました。その際の宿泊記はこの記事の次にアップ予定ですが、まずは行きに利用した伊豆行きの新特急「サフィール踊り子」についてご紹介します。

サフィール踊り子(E261系)はそれまで運行していたスーパービュー踊り子が老巧化したため(既に30年位経っていたというのが驚きですが、それだけ当時としては画期的な車輌だったということでしょう)の後継車輌として生まれたもので、全車グリーン車で一部はプレミアムグリーン車や個室も用意されています。また新型コロナの影響でこの時は営業休止していましたがラーメン等が楽しめるカフェテリアを連結しています。

ちなみにサフィール(Saphir)とはサファイアを意味する仏語で伊豆の海と空の青く美しい様を表現しているのだそうです

せっかくなら1列あたり2席しかないプレミアムグリーン車を利用してみたかったのですが予約をする段階では既に満席で、個室も人数分を購入したとしてももちろん満席だったため、普通のグリーン車にしました。グリーン車についても2人席は既に埋まっており1人席を縦に2つとるしかない状態でこのような状況下でも既に人気列車となっていたようです(というかコロナがなければ突然思いついた旅行で週末の予約はとれなかったことでしょう)。

こういうレジャー列車の個室って必ずファミリー用なのですが、通常の空間で過度に騒がれると逃げ場がなく、本当は2人用こそ個室が必要に思うのは私だけなんでしょうか。ファミリーで周りに気を遣うことなく楽しみたいという需要はもちろん理解しているのですが、実は気を遣ってほしいレベルのグループほどそういうことは考えないと思っており、もっと席数を増やしてファミリーボックス席専用車輌を作ってほしいです。

ちなみにこちらの個室、4人もしくは6人で利用する場合は差額無しなのでかなりお得ですね。私は差額をとってもいいと思うのですがスーパービューの末期に個室の予約が埋まらなかったかもですね。

乗車した第一印象はやはり最新の車輌だけあってインテリアも細部まで凝っており快適そのものです。一方でキレイにまとまってはいるものの、スーパービュー踊り子が登場した時のような鮮烈な印象まではなかったですね。

例えば小田急の最新ロマンスカーVSEも上品にまとまった仕上がりで冒険は少なかったですが、あちらは安い料金だからあれでも十分なのであって、やはり高い料金を取る以上はそれよりも上を期待していしまいます。(個室は別として)サフィール踊り子は何というか死角なくまとめた優等生という感じで「遊び」が少ない気がしました。贅沢な要望であることはわかっていて、もちろんJRの定期列車でこのレベルの車輌はほとんどなく素晴らしいことには変わりはありません。

座席は新幹線のグリーン車みたいだなと思いました。

座席ごとに読書灯やコンセントが用意されています。

上部の湾曲した部分が天窓となっているため、荷物棚も透明になっていますが、これって太陽の向きによっては荷物が熱くなりそうですね。

多目的トイレや清潔な洗面台もあります。渡部氏の件以来、多目的トイレというと何か微妙な響きに感じるようになってしまいました。崇めていたグルメ界の人たちも手のひら返しをするのでしょうか。やったことは褒められたことではないですけど極端な手のひら返しもまた私はあまり好きではありませんね。個人的には以前から興味がなかったので特に何もないのですが。

カフェテリアです。店内での調理作業もあるためカウンター内は意外と大きなスペースが割かれています。これならその気になればいろんなものは出せそうです。この日は営業はしていなかったのですが、カフェテリアスペース自体は自由に使えるようになっていました。席がバラバラになったのでしょうが最初から最後までこのテーブル席を占領して騒いでいたグループ客がいて、ちょっとどうかなと思いましたね。そんな無粋なものを貼りたくないですが「1時間を目安に交代をお願いします」とか書いておいた方がいいかもしれません。そうしないと例えば乗務員が注意しても「そんなことどこにも書いていないだろう!」と逆ギレしそうですので。

南伊豆の観光キャッチフレーズで「伊豆は南に行くほど美しい」というのがありますが、伊豆急行線の車窓から見る景色も下田に近づくにつれ海に最接近していきます。

余談ですが車輌にあった「サシ」という表記は懐かしかったですね。鉄道に詳しい人には常識ですけど「シ」は食堂車を意味します。私が子供の頃にはまだ食堂車を連結している列車がそこそこ残っていたのですが、今はレストラン列車やジョイフルトレイン等を除いた一般定期運行車輌では食堂車は無くなっていたのでその点はいいなあと思いました。

天気予報では曇りのち雨となっていて事実途中で天気の悪いタイミングもあったのですが伊豆急下田に到着するころには晴れ間も見えてまずまずの天気になりました。

結論としては個室についてはまた別の機会に利用してみたいですが、通常のグリーン車だと料金差や横1+2か2+2かを総合的に判断して帰りに乗車したE257系リニューアル車両のグリーン車でも十分な気がしました。

E261系サフィール踊り子は最新車輌だけあってハイテク満載の電車ですが、ハードの充実に対してやはりサービスが貧弱と感じます。グリーン車を2列や3列にしたから、個室も引き続きつくったからでなく、優等列車としてのサービス面を期待してしまうのですが、それはもう古い考え方なのかもですね。

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