中部国際空港セントレア 最初で最後のプライオリティパス飯をはしご利用(2024年9月)

シルバーウィーク後半の3連休、半年ぶりに那覇に行ってきました。年に数回週末弾丸で那覇に行って沖縄料理を楽しんだりせんべろ酒場を飲み歩いたりするのが恒例です。

新千歳から那覇の乗り継ぎの航空券は早いタイミングで買うと意外と安いのですが、今回は3連休ということもあり羽田乗り継ぎだとどうしても高くなってしまい、最安値は福岡、伊丹、中部のいずれかで乗り継ぐパターンになってしまいます。

ならば伊丹は何かとよく行くので最近あまり行っていない福岡と中部にして行きを福岡、帰りを中部にしました。この航空券は8月(7月末だったかも)のうちに購入していたのですが、後日クレカ附帯のプライオリティパスの大部分でこの秋にラウンジ以外のレストラン系が使えなくなると聞き、それならばせっかくだし最後に利用しようと思い立ちました。

JALで羽田・新千歳・伊丹・福岡・那覇の各空港を利用する際はダイヤモンド・プレミアラウンジ(DPラウンジ)におにぎりやパンがありますしあまり使う機会がないのですよね。伊丹の到着時と、あとは成田でLCCを使ったときに何度か利用したぐらいでしょうか。やはり基本はLCCの人向けですよね。那覇のDPラウンジには今回ジェラートもありました。

当日の乗り継ぎ時間は約3時間、これだけあれば一応3軒回れそうですしお腹も空かせてきました。もう廃止されるのが決まったタイミングですしこういう常識はずれな使い方をしてもまあよいでしょう。

今回セントレアのWEBサイトを数年ぶり?に見たのですがこんなにプライオリティパス利用を前面に押し出していたのですね。個人的にはそれはちょっと違うのではと・・・そもそも国内線も国際線も集約ラウンジばかりでいろんな顧客がごちゃ混ぜですし国際空港としてそちらを改善すべきではないかと思います。

那覇からのJAL便も少し早着して幸先の良いスタート。まずはフライト・オブ・ドリームスにある「THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR」へ。連絡通路は家族連れが多く動く歩道もいっぱいに広がって止まっているので歩けませんね(歩くほうが悪いので仕方ないですが関西人なので・・・)。

到着してから、少し並びましたが10分ちょっとで入店できました。先にプライオリティカードを読み取ってから入店する形です(注文後に提示しても原則適用されません)。

こちらはメニューの中から自由に選んで3400円分が無料になる仕組みです。比較的あっさりしてそうなローストビーフバーガーとクラフトビール(PIKE IPA 200ml)を注文しました。

注文から料理が届くまで10分ぐらいだったでしょうか、意外とスムーズですね。時間帯もありそれほど混雑していなかったのもありますが。特に期待していなかったのですが結構美味しいですね。肉の柔らかさもちょうど良くバンズともよく馴染む味でした。バンズ自体も少し焼いていて丁寧な仕上がりでした。

再び第一ターミナルのほうに戻ります。フライト・オブ・ドリームからは10分ぐらいかかるでしょうか。次に目指すのは「SOLA SPA 風の湯」です。

こちらは第一ターミナル4階のスカイタウンの一角にあります。

こちらは風の湯の入浴と食事がセットになったプランがプライオリティパスで無料になります。

お風呂も中途半端な時間だったせいもありそこまで混んでおらず快適に過ごせました。洗い場のカランの数も多いので使いやすいです。

※浴室内の写真は風の湯のWEBサイトからお借りしました

入浴後はお食事処えびすにてセットメニュー(ビビンバと冷麺のAセットか、エビフライと味噌煮込みうどんのBセットのいずれか)を注文します。

椅子席が埋まっていたので座敷席へ。

バランスの良いセットですね。ドリンクは選べる種類が多くアルコール類もチョイスできます。

味は悪くはないのですがフードコート的な味ではあります。温浴施設で食べるものとしては質的にも十分な内容だと思います。

そして最後はお馴染みぼてぢゅう。

プライオリティパス(特にレストラン利用)の存在を憎んでいる人たちから目の敵にされ「あんなものわざわざ無料だからって食べたいとは思わない」とかよく言われていますが、私は大阪出身で子供の時に近くのぼてぢゅうのお好み焼きを食べていたので結構心を痛めています。

でも3軒目となるとさすがにフルセットは厳しいのでテイクアウトにしてメイン1品(お好み焼き、海鮮焼きそば、モダン焼きから選択)と富士ミネラルウォーター、どら焼き5個入のセットにしました。

焼きそばはこんな感じ。太麺で食べ応えがあります。

さて駆け足で3軒を回ったわけですが、実はスムーズにいきすぎてまだ50分近く余ってしまいました。せっかくなので展望スペースにも。

さてそれではそろそろ保安検査場に行きましょう。普通の主要空港なら国内線は専用検査場から直接JALのラウンジに抜けられるのに中部国際空港では普通に検査場に行くしかありません。やはりできるだけ利用したくない空港であることには変わりませんね。また当面訪れることもないだろうと思っています。

まだ時間が余っているので仕方なく共用ラウンジへ。

この後の新千歳行きも実は早着で、最近はJAL・ANAとも遅ればかりが目立つ中では珍しいなあと思いました。

中部国際空港セントレアのプライオリティパスめぐりの記事は以上で終了です。