ビブレはマッカリーナや札幌のモリエールで有名なラパングループがオペレーションするレストラン。同じく美瑛にあるアスペルジュも同じグループです。
ビブレはオーベルジュで、レストランはオーベルジュの付帯施設です。マッカリーナと同じ形態ですね。またベーカリーも併設しています。
レストランの前の風景も美しいですね。このアプローチもこのレストランへの期待を盛り上げます。
エントランスをくぐるとまずはベーカリーショップがあり、その奥が数段下がってレストランのスペースです。座席の奥の連続窓からは遠くに十勝岳連峰を臨むパロラマが楽しめます。
今回はランチで訪れました。ランチはパンの名前がコース名となっており、「ブリオッシュ」2600円、「クロワッサン」3400円、「バゲット」5400円の3種類。今回は一通りこのレストランのエッセンスを楽しめそうな3400円のコースをチョイスしました。
まずは「丘のプラトー」と名付けられた盛り合わせ。
ラタトゥイユ
お肉とレバーのパテ
鰊のスモーク
お野菜のピクルス
サラダ菜
が並んでいます。盛り付けもきれいですね。
それぞれ別々に分解しながら楽しみます。
一目見ただけで北海道のレストランに来たんだなあと実感させてくれる内容です。フレンチらしい手のこんだ料理ももちろん好きなのですが、この場所に来た人が何を食べたいかというのを考えてこういうふうにしているんだろうなと。
パンも焼きたての熱々がまるごと運ばれてきます。このパン、本当に美味しいです。全部は食べきれないので包んでもらい後日残りを食べました。家のオーブントースターで温めて食べてもまだ十分に美味しかったです。
続いては「旬のフリット」。ほろ苦い感じがとても良かったです。
コーンのスープは濃厚というよりはさわやかな感じ。コーン感全開?な味わい。
アスパラガスの茹で上げ 卵黄のコンフィ。アスパラはこんな感じでシンプルに調理されている方が好きです。
美瑛産豚すね肉の煮込。ほろほろと崩れるほど柔らかく煮込まれていました。小豆もおそらく美瑛産なんでしょう。ちなみに美瑛産小豆を使った「あん」を美瑛選果で購入したのですが、トーストにのせて食べたりして美味しくいただけました。
付け合わせには野菜のココットが。
デザートはパイのミルフィーユ。大きく焼かれたものは最初に見せてくれ、その後切り分けたものが運ばれてきました。
北海道の恵みをいただきました!という感じで、美瑛の雰囲気にぴったりの気分が上がるレストランでしたね。
bi.ble ビブレ(北海道美瑛 丘とアスパラの旅その3)[2015年6月 北瑛小麦の丘]
- 2015-07-29
- 北海道