※以前にseesaaブログ時代にアップした昔の記事を写真も入れ替え全面的にリライトしました
それではファーストクラスに搭乗します。この時がハワイに続いて人生2度目のファーストクラスでした。
機材は747-400のスカイスリーパーソロ。この機材、近未来的な不思議なシートでしたが、寝返りもしづらく、個人的にはあの古いスカイスリーパーの方が実は良かったですね。現行のJAL SUITEになった時にやっと世界の水準に近づきましたが、その後世界の潮流は個室型になったのでまだ引き離されてしまいました。まさかこの先予定されるA350の国際線仕様でファーストクラスがなくなったり、存続しても777より狭い幅のにもかかわらず横4列で押し込んだりしないですよねJALさん。
機内食は京都料理芽生会監修のもの。機内食の技術は今のほうが進んでいて時間が経っても美味しくいただけるようになりましたが、料理自体の凝り方としてはこの頃のファーストクラスのほうが断然上ですね。エミレーツのファーストクラスに搭乗して和食や洋食の機内食を見た時にどこか既視感があったのですがこの頃のJALに似ているなと思いました(帰りの洋食のほうがより近いですが)。
最初は和洋折衷な意味不明のアミューズ的なもの。シャンパーニュの銘柄は忘れてしまいましたがヴーヴ・クリコのラ・グランダムあたりのグレードだったような気がします。この数か月後からニューヨークなどの主要路線であの「SALON」の提供が始まったのですよね。
八寸。私の腕とデジカメの性能が悪いせいで発色が悪いのが本当に残念ですが、機内食とは思えない美しい盛り付けでした。
次は椀物。鱧をつかったものでした。
お刺身。乾燥対策もあってか外側を少し火であぶっています。最近のビジネスクラス、例えば「くろぎ」とかではより処理方法が進んだのか普通のお刺身になっていますね。他には湯葉やカニの酢の物、鰻のゼリー寄せなど。
当時も今も和食ならやはり日系の機内食が一番ですね。
ご飯と炊き合わせ。京都のちょっとした小料理屋的なメニューで食べ疲れしないですし味のほうも良かったですね。機内食にしては薄味でしたし(京都的には十分にそれでも濃いのでしょうが。。。)。
水菓子。メロンが・・・美味しい。
ゼリーあんみつみたいな一品も。
この頃は行先がプリントされたチョコレートが配られたりしました。
2食目は洋朝食のセットで。
西海岸ぐらいまでだとファーストクラスでは慌ただしいぐらいでした。