週末沖縄旅行の帰りに那覇空港のANAラウンジを利用しました。こちらは昨年リニューアルしたばかりですが、広さ自体は大きくは変わらずこの日も大混雑で時間によっては座る場所もないほどでした。
カウンター形式にして昔より座席数を増やしても焼け石に水という感じですね。通路も狭いのですれ違いも気を遣わないといけないです。JALもサクララウンジ、ダイアモンド・プレミアラウンジともに似たような状況ですから那覇空港全体の問題と言えます。
そんな時にカウンターから外を見ていると何やら工事中。もともとの古い国際線ビルだったところがいったん更地にされ現在の新国際線ターミナルと国内線ターミナルと連結する工事がおこなわれていました。完成すると中でコンコースがつながり、特にチェックインカウンターは一体化した大きな空間となるようです。
またラウンジからは当然見えませんが2020年完成予定の第2滑走路の建設工事もだいぶ進んできましたね。沖合の土地を埋め立てて2700mの新滑走路をつくることで離発着数が構想段階と比較し約1.3倍に拡大します。思ったほど増えないのは第2滑走路に行くときに飛行機が第1滑走路を横切らないといけないのと米軍による飛行制限ためです。
内閣府資料より引用
http://www.dc.ogb.go.jp/kyoku/information/nahakuukou/index.htm
そこでターミナルビルの移転計画も持ち上がっているようです。第1と第2滑走路の内側にターミナルを移転することで大幅に離発着数を増やすことができますが、そうなると埋め立てもさらに大規模なものになりますね。
いわゆる大那覇空港構想について参考になる記事がありましたのでリンクを記載します。
<都市生活・ラボ>
那覇空港拡張案 新旅客ターミナルビルは実現するのか?
こうなると国際級の空港になりますが、どうなるでしょうか。