JAL37便 シンガポール行きビジネスクラス搭乗記&機内食(週末シンガポール旅行2019春)

シンガポールにはJAL37便10:50発で向かいました。ちなみなたJALファーストクラスラウンジの3月のお酒はシャンパーニュと日本酒それぞれこんなラインナップでした。獺祭はファーストクラスで出されている純米大吟醸 磨き二割三分ではなく、純米大吟醸50です。

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この日の37便は初代SKYSUITE機材です。このタイプは座っている周りに収納が少ないのが難点ではありますが、個室感がありもちろん座席もフルフラットになるのでシンガポールまで行く機材としては十分すぎるほど移動がラクです。機内食をはさんで映画を2本見たらあっという間に目的地まで到着してしまいました。

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このタイプ、窓側を確保できると、ほぼ個室状態となり更には窓を完全に並行に座席があるので外の景色も満喫することができます。通路側は仕切りが最小限のため個室感はかなり薄れます。ということで敢えて3列部分の真ん中を選ぶ人も中にはいるようです。実際この日も最後まで空いているのは通路側が多かったです。
各座席にはあらかじめメニューやスリッパ、アメニティ入り巾着が置かれていました。まあ効率は良いのですが、こういうところがサービスに力を入れているエアラインと比較すると物足りないポイントではあります。サービスレベルの高いエアなら、こういった備品も手渡ししつつ顧客と会話をしてコミュニケーションをとりますので(私はそんなに求めていないのでJAL方式でいいのですが・・・)。

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あと、いつもそうなのかはわからないですが、この日はファーストクラスの座席もビジネスクラスとして開放されていました。

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離陸前から映画は新作の「グリーンブック」を。黒人の差別問題を描いた映画でアカデミー賞作品賞をとりましたが、60年代当時の南部の差別の実態を描きつつも娯楽作的なロードムービーとしても楽しめるようになっており、嫌な気持にならずに終われる映画だと思います。私は娯楽作として楽しめました。但し本質は今も変わらない部分も多い中では話がキレイ過ぎて一部批判があったのはわかる気もします。いずれにしろSKYSUITE座席なのでどっぷりと映画の世界に浸れました。

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機内食は和食は今まで通り「くろぎ」なのですが、洋食はこの春からフランス料理「L’Effervescence」グランシェフの生江氏プロデュースに。せっかくなので新しい洋食をチョイスしましたが、何というかあまりにも普通すぎでした。最初からこれでは先が思いやられますね。次回からはくろぎ一択です。

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2本目は今さらですが「ボヘミアン・ラプソディ」を。そこまでクイーンに思い入れがあるわけではないので、映画館でなくとも絶対機内でやるだろうと思い行っていませんでした。こちらもノイズキャンセリングヘッドホンで快適に楽しむことができましたね。

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そんなわけで全く睡眠はとらないうちにシンガポールへ到着しました。見まわしたところアジア域内の日中便でもあり周りのゲストも寝ている方は少なくてほとんど映画か音楽を聴いていましたよ。