9月に所用で大阪を訪れANAクラウンプラザ大阪に宿泊しました。古い世代の方には元・大阪全日空ホテルシェラトンといったほうがしっくりくるかもですね。現在運営はIHGANA、経営はインディゴ箱根やクラウンプラザ千歳も手掛けているGlobal Hospitality Service(GHS)、不動産の所有はダイビルです。
この時はこのホテルとしては少しレートが高めだったのでIHGワンリワーズのポイントを使った無料宿泊を利用しましたが、お部屋は一番スタンダードなタイプからは少しだけアップグレードされたようで26平米のスタンダードから31平米のスーペリアツインとなっていました。IHGの規約上では無料宿泊の場合は上級会員のアップグレードの対象外となっていますが何らか少しは考慮していただけることが多いです。
こちらのホテルには2016年と2018年に宿泊しています。
一番狭いタイプのツインだと嫌だなあと思っていたのですが、これぐらいの広さがあれば部屋での滞在時間も長くないですし問題はありません。
客室の窓からは中之島にある日銀大阪支店と大阪市役所の建物が。今の大阪市庁舎は4代目、3代目の建物は重厚感のあるとても良い建物でしたが一部だけでも残せないものだったかと悔やまれます。日銀大阪支店の旧館は東京駅や日銀本店で有名な辰野金吾の設計です。
浴室はANAクラウンプラザによくあるバスタブとトイレだけが一体となったタイプ。
洗面カウンターだけが独立しています。
ミニバースペースもきわめてシンプルです。
それでは一通りお部屋も見たところでクラブラウンジに向かいましょう。私はIHGワンリワーズのマイルストーン特典であるラウンジ年間メンバーシップを獲得していますのでクラブラウンジを利用することができます。ポイントによる無料宿泊の場合でも有償の時と同様に使用可能です。
IHGワンリワーズのラウンジ年間メンバーシップについてはこちらの記事を参照ください。
ラウンジのエントランス。
クラウンプラザのクラブラウンジは国内外ともにインターコンチネンタルと比較すると正直なところ簡素なホテルが多いのですが、こちらはかなりの広さでクラシカルなインテリアも趣があります。
ただしアフタヌーンティータイム、カクテルタイム共にフードの内容としては特筆するほど充実しているわけではなくあくまでも少しつまんだり飲んだりするようなある意味本来のクラブラウンジらしい使い方をするためのスペースと言えます。
ミニサイズのケーキ数種類の他にパンも置かれています。
ソフトドリンクにはジュースの他にペリエやウィルキンソンのタンサン、トニックウォーターとジンジャーエールがあるのは個人的にはうれしいです。
こんな感じでケーキを数種類とってみました。
続いてカクテルタイムです。クラブラウンジからの夕景。今や利益のほとんどを不動産から得て不動産王とも言える朝日新聞社が所有するコンラッド大阪のビルも見えますね。
私たちはこの後にホテルの外で食事をする予定だったのでラウンジでは少なめに。この他にチーズやスナック類等もありました。
翌朝のクラブラウンジ。
カクテルタイムとは違い朝食はレストランに行く必要がないと思わせるほど充実しています。和洋ともに一通りのものが揃います。
卵料理はオムレツやフライドエッグなどオーダー制になっています。
こんな感じでとってみました。
ラウンジアクセスがつく前提の話ですがインターコンチネンタル大阪のレートが高い日にはこちらも十分に検討に値するホテルだと感じました。
