南の島のリゾートでリモートワーク1週間 お部屋編(ANAインターコンチネンタル石垣リゾート宿泊記)

南の島でリモートワークを以前からやってみたいと思っていたのですが11月に石垣島で体験してきました。そもそもそんな誘惑たくさんの場所でリモートワークなんかして仕事になるのか心配だったのですが、結論としてはこれでもかというほど結局仕事はしていました。どこに行ってもやらないといけないことは変わらないですからね、次々とMTGも入りますし。

でも朝のまだ涼しい時間にお部屋にある庭に出てメールをチェックする時間や、その日の仕事が終わってクラブラウンジでお酒を楽しむ時間、いつもより毎日の仕事生活がかなりグレードアップした気になりました。Go To TravelやEat、ホテルの各種クーポンもフル活用したのでそういう意味でも充実した滞在でしたよ。

羽田からはJALの石垣直行便で。羽田のダイアモンド・プレミアラウンジは国際線で捌けなかったものなのでしょう、ハーゲンダッツのアイスクリームが置かれているのは嬉しかったですね。しかもまさか朝6時の時点であるとは思いませんでした。

この風景が広がるとそろそろ新石垣空港に着陸です。

以前はインターコンチネンタル・アンバサダーの人は空港からホテルまで個人送迎が付いていたのですが、ANAが自社エアライン会員向けにIHGのスパイア・エリートを乱発しすぎたせいでしょう、この特典はロイヤル・アンバサダーのみになってしまいました。私は毎年かなりIHGは利用するのですが素でロイヤルアンバサダーがとれるほどではないのですよね。単年だったら頑張ればとれると思いますが他にやりたいことがたくさんあるなかでは維持ができないですし。

というわけでホテルの定額契約タクシーにてホテルに向かいました。

到着したのは朝11時くらいだったと思いますが少しだけ待ってすぐにお部屋に通してもらえました。今回はクラブインターコンチネンタルフロアの宿泊ですので、チェックイン手続きはラウンジ内で座っておこないます。

クラブ棟のエントランスから見える風景。ここから歩いてラウンジのほうに向かいました。

この風景を見ながらチェックイン手続きを。既にリゾート気分は最高潮です。

ホテル内の各レストランでいつも提供されるこのおしぼり。香りがとても良くて気に入りました。数種類ありネットで調べたら通販でも取り扱っていましたね。

予約したのはIHGのグローバルのサイトではなく、ANA IHGのサイトのほうでした。何故かというと特典が多数ついたプランがありその方がお得と判断したからです。

この時のプランはクラブアクセスに加えて1日1回2名までアイスクリーム無料券、1泊あたり2名分のレストラン「サルティーダ」でのドリンク券(アルコールやカクテルも可能)、1泊あたり2500円のホテルクレジット、1週間の石垣滞在のうちインターコンチネンタルには5泊しましたので、それぞれ5枚分ついてきましたよ。更にはGo To期間中でしたからホテル内でも使えるGo To地域共通券もついてきました。

後はウェルカムギフトとしてこのような石鹸を選んでプレゼントしてくれるサービスもありましたが、正直なところあまりいらないなあと思いチェックアウト時に部屋に置いてきたところ、忘れていましたよと持ってきてくれお土産として包んでくれました。石鹸たちの「僕たちを置いていかないで!」というメッセージと受け取って持ち帰りましたよ。

それではお部屋へ。今回はクラブインターコンチネンタル棟の中でも1階の専用庭が付いたタイプにしました。普段ならオーシャンビューにするのですが、この棟は実はあまり海に間近な位置に立っていないのでそこまでの絶景は望めず(旧館のほうが眺めは良いですね)、それならば別の楽しみ方をしようとチョイスしたものです。

部屋を見た第一印象は正直に言うと「ちょっと狭いかな・・・」。このホテル、旧館の標準的な部屋でも約50㎡あるので、何とそれよりも上位カテゴリの新館のほうが45㎡と狭いのです。せめて同じ広さにしてほしかったですね。逆に言うと最初に旧館ができた時代を考えるとスイートでもないのに50㎡とは思い切ったものだなと思います。シャワーブースがついているお部屋も多いですしね。

それではまずはベッドルームを様々な角度からの写真で一通りご紹介しましょう。狭く見えるのは所狭しとかなり大型の家具や備品が置かれているせいもあるのでしょう。もう少しすっきりとしたインテリアでも良かった気がします。

こちらも最近のホテルの傾向に沿ってデスクがありませんね。いやリゾートなんだからそんなものはないでしょうというかもしれませんが「ワーケーション」という言葉もあるぐらいですから遊びを楽しみながら仕事もできるようになっていてもいいと思います。ちなみにタイ・サムイ島のシックスセンシズホテルのヴィラにはかなり本格的なデスクがありました。

夫婦でWEB会議がどうしても運悪く重なってしまう時(聞くだけメインならお互いヘッドホンをすれば良いのですがどちらも司会進行とか発言が多い会議とか絶望的な時など)は私が庭でやればいいやと思っていたのですが大誤算だったのが横のプールから常に不思議な音楽が流れてくるのには参りました。チェックイン後すぐであれば部屋の位置を変えてもらったのですが気づいたのが2日目で今さらルームチェンジも面倒になり。

というわけでどうしても難しいときはラウンジの一角が仕切られるようになっているスペースをお借りしてそこで会議しました(オープンスペースでは厳しいので)。面倒なお願いにもこころよく対応していただいたラウンジスタッフのみなさまには心から感謝します。

さて話を戻して水回りへ。

浴室は洗い場付きのタイプでとても使いやすかったですがアメニティーがタイのスパブランド「ハーン」であるまでは良かったものの、補充されていくタイプのボトルだったのは残念でした。環境に配慮は理解できるのですが、何よりも不潔ですし、昨今のコロナを考えると対策としても気になります。

洗面カウンターは最近はやりの部屋とつながったオープンタイプ。30㎡程度までの部屋が中心のホテルなら良いのですが、このクラスなら独立して設置してほしいところです。もしかしたらこの部屋は狭いのではないかということを自覚した結果でしょうか。ドライヤーはダイソンです。アメニティーの種類は最小限で足りないものは電話して持ってきてもらう感じです。

ベッドサイドには置き時計、そしてBluetooth対応のスピーカー(BOSE SoundLink)があります。もちろん今どきのホテルですからコンセントやUSBのコネクターもあります。

ミニバーコーナーはこちらへ。ANAインターコンチネンタル東京のそれとも共通するテイストのデザインですね。

引き出しには食器やカトラリー。インターコンチネンタルではお馴染みのTWGのティーパックやネスプレッソのカプセルなども。

クロゼットにはアイロン台やナイトウェア、金庫が。

草履サンダルやプール用のタオルもありました。

トイレは独立型。洗面カウンターの横にタオル類が収納されています。

かなり長くなってきましたのでラウンジや食事、その他の設備などは次回以降でお伝えします。