成田空港 ANAスイートラウンジ 第5サテライトは新型肺炎の影響か空いていました(ニューヨーク弾丸旅行 その1)

このところ世間を騒がせている新型肺炎、いよいよ旅行にも大きな影響が出るようになってきましたね。与野党ともにサクラがどうだとかANAインターコンチネンタル東京の領収書がどうだと言っている暇があったらもっと効果的な対策を打ち出してほしいものです。特定の政党や役人がどうというよりは日本そのものに失望されっぱなしのここ数年ですね。もちろんその責任は私も含めた国民にあります、民主主義ですから。

ただこういう状況の中で新型肺炎の対応をしている多くの方には本当に頭が下がります。今までの対応で問題がなかったとは言えませんが現場で働く多くの方は少しでも良くなるよう努力されているんだと思います。

さて、そんな中での成田空港ANAスイートラウンジ(第5サテライト)。ここ数年はマーケティングの成功か、それとも競合(JAL)のオウンゴールの結果かはともかくANAの上級会員は人気とともに増え続け、スイートラウンジも最上級ラウンジとは思えない混雑ぶりだったのですが、この日はガラガラとまでは言わないまでもいつもより明らかに空いていました。

チェックインは成田空港第1ターミナル 南ウイングのZカウンターから。このカウンターはダイヤモンド会員及びファーストクラス搭乗者の専用カウンターになっており、壁で仕切られて独立した空間になっているのが特長です。一部の界隈では「Z小屋」なる愛称で呼ばれたりもしています。何故かAカウンターの奥にあるので初めて利用する方は迷わないように。

こちらのZカウンター、前にもブログで言った気がしますがここまで作りこむならカウンターではなく最近の高級ホテルのようにソファに座ってチェックインにしてほしかったところです。最後の最後で「効率性」がちらつくんでしょうね。何とも日本っぽい結論です。あと、ダイヤモンド会員だけどエコノミーとかの場合は必要ないのですがファーストクラス利用者に限ってラウンジまで送迎してくれると世界水準に近づくのですが、その他のダイヤモンド客から私たちを邪険にするのかとクレームが来ると思いますので難しいですね。

色々言いましたが日本の航空会社のサービスが悪くはないもののイマイチ洗練されていないのは利用する側の日本人の問題と個人的には思っていますので航空会社に言うのは違うかもしれませんね。とにかく日本はクレームを避けることばかりにリソースが割かれクレーマーが得をする世界一のクレーマー天国だと思います。

なんで今日はこんな話ばかりになってしまったのでしょう(笑)。やはり個人的に最近の日本と日本人に対する失望が大きすぎたから愚痴っぽくなってしまいました。ここからは通常運転に戻ります。

今回は成田に2つあるANAスイートラウンジの中から第5サテライト側を利用します。第4サテライト側については前回ANAを利用した時の記事をご覧ください。

空間としては第5サテライトのスイートラウンジのほうが広がりがあります。ラウンジの入り口はANAラウンジと同じで中で左右に分かれます。

到着した時間帯(出発の2時間前ぐらい)にはあまりゲストがいませんでした。

こちらの一番メインのエリアは夕方に近づくにつれて人がある程度増えてきましたが、奥のエリアは空いたままでしたね。これぐらいの混雑度だとファーストクラスラウンジとしてのゆとりが感じられ居心地が良いです。

こういうラウンジの快適度って結局のところ、フルサービスレストランがあるとかシャンパーニュがあるとかではないくて、ゆっくりとくつろげたり仕事がはかどったりと有意義に時間を過ごせる空間かあるかどうかだと思います。

お昼もまだ食べていなかったのでオーダーメニューから私はグラタンを、妻はパスタを注文しました。オーダーメニューは他にうどん・そば、海鮮丼や牛丼などのメニューがあります。

どちらもおそらくは冷凍食品なんでしょうが味としては美味しくいただけました。最近の冷食はクオリティーが高いですからね。ただ前回羽田のスイートラウンジで食べたハンバーガーは同じように冷食でしたがイマイチで、JAL羽田Fの鉄板ダイニングのハンバーガー(期間による)のほうが美味しかったです。やはり肉は冷食だと難しいようです。

他のビュッフェメニューのほうも見てみましょう。

ビュッフェメニューは比較的凝ったメニューも多く、味も良かったですね。ラウンジの食事としては十分なレベルだと感じました。

15時からは握り寿司のサービスも。こちら以前はANAラウンジでのみおこなわれていたと思うのですが今はスイートラウンジでもやっているのですね。

ラウンジの鮨と言えばJALファーストクラスラウンジで、あちらで寿司BARが登場した時はマグロの品質も含めさすがファーストラウンジだというクオリティーだったのですが、当時非常識な注文をする人が多かったためレベルが下がってしまいました。ANAのほうはそれを見て後から始めたので最初からルールが厳格で握りも丁寧な印象で美味しかったです。

ドリンク類もご紹介しておきましょう。

ラウンジ内にはビジネスコーナーやマッサージチェアのスペースもあります。

ラウンジには2時間弱ほど滞在していましたが、搭乗時間が近づきましたので搭乗口へ。