【世界遺産】城壁都市バクー旧市街とシルヴァンシャー宮殿、そしてザハ ハディド建築(ジョージア・アゼルバイジャン旅行2019 その16)

海沿いの公園から繁華な通りを経てバクーの旧市街に入ります。雰囲気もガラッと変わりますね。

バクーの旧市街は12世紀ごろに今の主要な形ができたと言われていますがはっきりしたことはわかっていません。こちらの旧市街とシルヴァンシャー宮殿、乙女の塔はアゼルバイジャンで最初の世界遺産に指定されました。

旧市街のあちこちからもフレームタワーが見えるのですが新旧の対比が面白いですね。方向に寄っては3つではなく2つに見えたりします。

シルヴァンシャー宮殿までやってきました。シルヴァンシャー宮殿は15世紀ごろに完成し16世紀までこの地を支配したシルヴァンシャー朝の王宮として使用されていたそうで、モスクやハマム、ハーレム等で構成されていたそうです。

後から19世紀に建造された一部分が博物館として利用されています。

旧市街を出てメトロの駅のほうへ。

ホテルに戻る前にメトロでザハ・ハディド設計のヘイダル・アリエフ・センターを見学していくことにしました。本当は中にも入りたかったのですがこの日は定休日だったので遠くから外観を見るにとどめました。

東京オリンピックの国立競技場は見るべきものがない凡庸な建物になった上にやはりそれなりの費用がかかってしまいましたが、どうせお金がかかるなら個人的にはザハ建築を見たかった気もします。「無駄遣い」から生まれるものってやはりあるので。