元からあったホテルを建て直して、9月22日から装いも新たに再OPENしたのが赤坂のザ・キャピトルホテル東急だ。
現時点では他ホテルと比較した時、相対的に客室レートが高いため宿泊で利用することはないと思うが、建て替える前には時々「ORIGAMI」で食事をしていたこともあり、どういうふうに変化したのか見に行こうと思い、クルマで訪れた。
駐車場は平面と六本木ヒルズにあるようなスライド式の立体駐車場となっている。このタイプはスムーズで便利なので好き。
3階のロビーホールの奥に新しいオリガミ(ORIGAMI)があった。昔のオリガミはコーヒーショップレストランという感じの雰囲気だったが、新装後はぐっとゆとりのある空間となった。と、同時にあの独特な雰囲気が無くなったことに少し寂しさも感じた。
本当は名物メニューの数々を注文したかったのだが、ディナーの時間帯は3種類のコースメニューのみで、アラカルトメニューもなかった。まだ開業して間もないのでという説明を受けたが、従来の路線とは違う方向を目指しているような感じもした。
他の建て替え前から利用していると思われる人たちも、やはり定番メニューがないことに少なからず落胆していたようで、お客がこのホテルに何を求めているのかを見失わないようにしてほしい。
今回は、税・サービス料込で5544円の一番安いコースを注文した。内容はホテルのオールデイダイニングらしいオーソドックスな内容だったが、夜の時間帯にこの空間でこの価格であれば問題のない内容のように思えた。サービス面は開業間もないこともあり、まだこれからといった感じ。
メインは2人でそれぞれ肉と魚を注文した。
デザートは5種類の中からチョイスできる。
これから新しいオリガミがどのように変化を遂げていくのか、しばらくの間、見守りたいと思う。