JALでFive StarというとJGC Five Starのほうを連想してしまいますが、2013年のANAに続いてようやくJALもスカイトラックス社のファイブスターを獲得しましたね。
JALのウェブサイトプレスリリース資料より引用
この手の基準って要はどれほど評価基準に沿うかなので、だから素晴らしいエアラインかというと必ずしもそうとは言えないと思うのですが、もともと評価の高いエアラインは選ばれている率が高いことからある程度の関連性はあるといって良いかもしれません。新たな顧客層を開拓しないといけなかったANAと比較しJALは基本的に「典型的日本人(=出張族)に合うサービス」を提供することで存在してきた会社なので世界的基準とは合わない部分も多かったため、なかなかとれなかったのかも。
これでANAも「Japan’s Only 5-Star Airline」ではなくなりますね(笑)。でもひとつの国で2つの航空会社がファイブスターをとることは今までなかったので、よく考えればANAのキャッチコピーは相当ヘンな感じもあります。
これで「社用族日本人のためのサービス」のJALと「どことなく庶民感が漂うサービス」のANA、ファイブスター対決がどうなっていくか楽しみです。個人的には利用者層の違いもあり、いずれも世界のトップクラスのエアラインからするとまだまだ埋めがたい差があると思っています(JALははるか昔のほうが外国人にうけるサービスでしたよね)。
なのに何故日系エアをメイン利用にしているかですが、海外と同じくらい国内旅行も好きなので、そうするとやはり日系メインのほうが何かと使いやすいのと、定時運用や荷物の取り扱い等もろもろの安心感、そして世界的なマイレージの改悪が続く中ではむしろ今や使いやすい部類に入るからです。
もちろん海外の航空会社のマイレージで日系を使うこともできますし、実際に何度か経験はしていますが、やはり自社便で乗るのとは明らかに対応の違いは感じました。キャセイとかは他社エメラルドでもとても手厚く感じますが、日系だと安いチケットで乗ってきた人という「気」を感じます。ま、その通りですが(笑)。