アイスランドでアルコールにかかる酒税は10%、というとたいしたことないと思ってしまいますが、消費税24.5%(一部の物品等は7%)に加えてですので、もともと高い物価にかかることを考えるとかなりの高額となります。しかも市中のスーパー等では販売しておらず、夕方には閉店する公営の販売店で購入するかレストラン等で飲むしかありません。ちなみに2%を下回るアルコール含有率のものはお酒とみなされないようです。
ということを見聞きしたのでケプラヴィーク国際空港到着フロアの預け入れ荷物の返還場所横にある到着免税店でお酒を買っていくことにしました。今回はレンタカーの旅ですので道中で荷物がかさばってもあまり問題はありません。
価格水準を知るときにわかりやすいのでシャンパーニュで見てみると、ヴーヴ・クリコが約4700円、それよりもずっと安いカヴァであるフレシネで約1500円と日本での(税込み)市価とほとんど変わりませんね(まあ日本の成城石井とかだと3千円台で安く売ってたりしますが・・通常で考えるとほぼ変わらないですよね)。
ギガルのクローズ・エルミタージュで約3000円。
何だか拍子抜けというか免税でももっと高いと思っていたのですが普通に安いですね。そういうわけでビール6本とボトルワインを3本ほど買いました。
後でわかったのですが街のレストランで飲むグラスワインは日本の西麻布あたりで飲むのと同じくらいの水準(例えばグラスで1000円~1200円とか)で、しかもたいていはグラスになみなみと注いでくれるので、これぐらいなら買い込むほどではなかったなとも正直思いました。
免税店自体は良心的な価格だったのでそれはそれで良かったのですが、お酒が常に傍にないと不安&1円でも安く済ませたいくらいの人でなければ必死になってまではまとめ買いしなくてもいいかもしれません(結局私たちは余らせてしまい日本に残りを持って帰ってきました)。