現在国立近代美術館で「福沢一郎展」が開催されていますが、通常営業の閉館後である夜の美術館をラグジュアリーカード会員用に貸し切るナイトミュージアムのイベントが開催されました。
今回は先着10組20名のみ招待のイベントであり、申込開始日にすぐ電話をして申し込みました。
当日会場に行くとラグジュアリーカードの看板が出ており、受付にて名前を告げるだけでOKでした。
福沢一郎氏は群馬県富岡町(現在の富岡市)生まれで裕福な家庭に育ち東京帝国大学に入学しましたが、授業にはあまり出席せず彫刻に興味を持ち、彫刻家朝倉文夫氏に入門し彫刻家を志しましたが、後にフランスに留学後に画家となります。 帰国後は1930年代の日本にシュルレアリスムを紹介して前衛美術運動のリーダーとして活躍し、戦時中は弾圧を受けましたが生涯を通じ社会批評を絵画で表現し続けた方です(全部受け売りの説明です・・・)。
今回は今回の福沢一郎展を企画した学芸員の方が自ら1時間かけて展示作品を鑑賞しながら説明していただけるという贅沢なイベントでした。
こんな感じの謎解きシートも配られました。
展示作品はメディア関係者以外は撮影禁止でしたので、こちらには載せられませんがこんな感じの作品が代表作となります。
正直なところそこまでは詳しく知っていた画家ではなかったのですが、とても興味深く聞くことができ、あらためて福沢一郎氏の作品をもっと知りたいという意欲も湧いてきましたし、時代背景による作風の変化や、また一方では一貫して変わらないところなども面白かったですね。
各作品の詳しい説明はしませんが、興味を持たれた方は是非一度足を運んでいただければと思います。
とても貴重な時間を過ごすことができたとともに、いかにもラグジュアリーカードらしいイベントだと感じました。