日も徐々に暮れてきましたので予約していたレストランに向かいます。レストラン棟は今回宿泊のヴィラからはすぐなので普通に歩いてアプローチします。レストランのエントランスに行くとすでにスタッフの方が待機していたのはさすがひらまつです。
エントランスの吹き抜けになった空間はこれからの始まるディナーへの期待を高めます。いきなりレストランに行くのではなく、いったん手前のウェイティングバーに案内されました。
こちらでまずは食前酒をいただきます。今回はお酒も込みのプランですので、食前酒についても料金に含まれています。
バーはコルビジェのソファやアジアの家具などが配置されています。
それではレストランへ。テーブルには小さな花瓶に生花がさしてあります。
メニューの説明を受けて最初のアミューズをシャンパーニュとともに。シャンパーニュはお馴染みひらまつの名前が記されたドゥラモットです。アミューズは人参のムースとコンソメジュレ、サーモンマリネ、アーサの入ったチュロスです。
次は根セロリの冷製スープとホタテ貝のミ・キュイ。石垣島産ピパーチのアクセントです。
前菜が続きます。フランス・ロワール産ホワイトアスパラガス、今帰仁アグーのシャンボンブラン。
琉球鼈のロワイヤルに軽いビスクを合わせて。スパイスの香る赤座海老のポワレ。
魚料理のメインは尼鯛の備長炭焼き、とかちポワローのシャンパーニュ風味。
肉料理のメインは牛フィレ肉のロティ、ソースヴァン・ルージュ。
ヴェルヴェーヌのジュレとヨーグルトソルベ。
デザートワインも提供されました。写真を撮り忘れましたが肉料理の際には赤ワインも提供されています。
沖縄産ピーチパインとバニラのシブースト。爽やかなライムのグラニテ。
最後は小菓子。
全体的にはオーソドックスな料理が多かったのですが、濃厚と言うのではなく素材を引き立たせる調理が多かったですね。宿泊者の年齢層は想像していたよりも年配者ばかりではなかったのでもう少し若めな料理にふってもいいのでしょうが、これはこれで美味しくいただけました。
一時期ある程度の以上の価格帯のホテルや旅館に宿泊すると年配者ばかりが多かったのですが今は若い人もちらほら目立つようになってきました。ある程度景気が良いのも反映しているのかもしれませんね。
レストランも落ち着いた雰囲気が保たれており、ひらまつが展開してだけあるなというのを強く感じました。国内資本&運営のリゾートホテルはイマイチなところが多いのですがひらまつホテルズはどこでもある程度安心して泊まれますね。