夕食は別棟の食事処でとります。時間になったので食事場所に向かうと玄関でスタッフの方に迎えられ名前を言わずとも個室のお部屋に案内していただきました。
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個室は2面彩光の開放的な空間です。寝室と居間が分かれてるタイプの部屋でも個人的には旅館の夕食は部屋食ではないほうが好きです。朝食は部屋でも良いのですが逆のところが多いですよね。
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夕食はまずはビールから。先付として出されたのは無花果黒胡麻クリーム掛けです。これがセンスの良い味でその先の期待を感じさせるものでした。
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八寸は華やかですね。温かいもの、冷たいもの、それぞれ出来合いであったり作り置き感がなくいずれもきちんと作られたものという印象です。ビジュアル的にも凝っているのですが、それ以上に誰もが美味しいと思えるような味だと感じました。八寸の雰囲気は大阪心斎橋の桝田をちょっと思い出しました。
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玉蜀黍のかき揚げや冬瓜赤ワイン煮、枝豆、胡麻豆腐、鰻ざく。
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こちらはイタリアン風の一品でトマト寿司と名付けられています。
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夏らしく冷製のスープ。茄子のすり流しです。
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このあたりで白のグラスワインを。ケンゾーエステートの「あさつゆ」にしてみました。お酒やワインは種類や銘柄によって高かったり安かったりよくわからない値付けですがこちらは1700円と悪くないですね。ラインナップを見るとハーフボトルが主体なのも面白いですね。これまたハーフボトルのみですが「いいちこ」の三和酒類が運営している安心院ワイナリーのスパークリングもあります。
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続いてお造り。夏らしく鱧が。別府湾の水揚げのものでしょうか。お魚も大分は地の物で良いものたくさんありますね。
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焼物は太刀魚の幽玄焼き。太刀魚は東京ではそんなに見ないのですが関西出身の私には馴染みのお魚です。というか魚料理全般出てくることが多かったので。。今は大好きですが実は子供の頃は小骨が多いので嫌いだったんですけどね(笑)。もちろんこの料理ではキレイに骨抜きされていましたが。
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椀物。石川子芋湯葉あんかけ。九州ということもあり味はしっかりめです。
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ワインは途中から同じくケンゾーエステートのロゼである「結」(1600円)に移っています。夏とロゼと和食、悪くない組み合わせのように感じます。
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口直しのシャーベット。
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強肴として黒毛和牛の炙り焼き。
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あまり奇をてらったものはなく真っ当に美味しい料理が出てくるという印象です。旅館の料理としてはかなり上位に入る満足度でした。
あらためて冷たいおしぼりが出てきて、デザートはかぼちゃぷりんとアイスクリーム最中。
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部屋に戻ってもう一度温泉に。
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アメニティーは男女で分かれていて、男性のほうには何故か洗顔シートが入っていました。
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朝食も食事処でとりますが昨日と同じ部屋ではなく間仕切りのあるオープンスペースで。
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料理は席に座ってから提供されます。
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朝食も夕食と同様に比較的王道な中に凝った感じもあります。
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金門坑。の宿泊記は今回で終了となります。