【別荘 セカンドハウス購入 その1】何故那須にセカンドハウスを購入したのか

最近のブログではセカンドハウスや那須の話題を時々アップしていますが、そういえば何故購入したのか、購入するまでの経緯や購入のポイント等をブログに書いていないことに気づきました。今後不定期でそのことについても書いていきたいと思います。今回は多くのエリアから何故那須を選択したのかというところからです。

そもそもセカンドハウスを購入した理由についてはそれだけで項目をたてるまでもなく、おおよそ察しがつく話ではありますが最初に簡単に述べておきたいと思います。数年前から漠然とあってもいいのかなあということは考えていたのですが維持費や利用頻度を考えると二の足を踏んでいました。それがコロナによってある程度セカンドハウスを有効に利用できるイメージがついて一気に夫婦の間での話が進みました。

購入費用や維持費に関しても旅行に夫婦で毎年3桁万円に届いていることを思えばセカンドハウス&旅行で今までの範囲内に抑えることは可能と判断しました。また年間の支払いがその範囲におさまる金額の物件しか買わないイメージでした。

仕事面でもコロナにより夫婦とも完全にテレワークに移行しましたし子供がいないので学校の心配がない、また私が所属している会社は比較的社員の自主性や自律を尊重する社風なので、一度テレワークに舵を切ったらコロナが回復しても制度としての在宅は継続されるだろうという読み(現在も完全テレワークであり、この読みは今のところ正しかったです)もありました。既にオフィスも縮小していますので会社には社員数より少ない座席しかありません。

さて、本題である「いくつかの候補地エリアがある中で何故那須を選んだか」ですが、条件として以下のようなものがありました。

候補地の条件

  • 神楽坂の自宅からドア・トゥ・ドアで2時間台で到着できる(できれば2時間半以内)こと
  • ある程度整備された別荘地内であること
  • 別荘地の管理がしっかりしていること
  • 地元民とのふれ合いといった濃い人間関係は必要ないので地方特有の付き合いが少ないことろ
  • いろんな意味でフラットに住める場所
  • 周りに豊かな自然があるところ(繁華な場所であったりしないこと)
  • できれば近くに温泉があること
  • 冬でも利用可能な場所にあること
  • 既に説明したような予算の範囲内であること
  • 資産価値よりは投入した金額分を楽しめるかで考えること
  • 資産価値は気にしないとはいえ後々タダでも売れないような場所には買わないこと

そういう中で考えたときにまず最初に別荘地エリアかつ車で2時間台というだけでかなり絞られました。

  • 軽井沢エリア
  • 中軽井沢及び御代田エリア
  • 佐久及び小諸エリア
  • 八ヶ岳エリア
  • 山中湖エリア
  • 熱海エリア
  • 伊豆エリア
  • 那須エリア

この中からまず軽井沢がはずれました。魅力的な別荘地ですし、軽井沢なら今回の購入目的とは違いますが資産価値も見込めます。但し良い場所に買おうとすると私たち夫婦のような一般的なサラリーマンにはさすがに高すぎですし、首都圏でもう1軒マンションが買えてしまいます。自営業者のように保養所であるとか何らかの経費扱いにもできないですし。資産家だったら迷わず軽井沢にしたと思います(笑)。

同じ理由で中軽井沢エリアもはずしました。立地にこだわらなければ買えないこともないですが、買うのであればそのエリアの中では良い場所を買うべきと考えていました。あと佐久も北陸(長野)新幹線効果なのか人気で、思ったよりは高めなのと物件がとにかく出ない印象でした。

熱海もやはり高かったですし、こちらもそもそも良い物件が出づらい状態でした。あと伊豆もそうですが夫婦ともに海よりは山派なのでこの伊豆箱根エリア全体はまるっと対象外にしました。

あとは八ヶ岳や山中湖エリアですが、神楽坂からだととにかく時間がかかります。東京西側地域に住んでいればまた別ですが、週末の日中往復だと中央道もネックになり経験上で実質的には自宅から3時間超かかってしまうことが多いように思いました。武蔵野エリアに住んでいたらこちらに購入していたかもしれません。

那須は神楽坂からだと週末の移動でもピーク時間帯でなければ渋滞に巻き込まれることはあまりありません。東北道自体が渋滞しづらいですし。今の別荘地だと自宅から2時間とちょっとぐらいでしょうか。夏のトップシーズンは那須インターからの那須街道は渋滞しますが那須高原スマートICを利用すれば一般道は渋滞無しです。そういうわけで絶対那須というよりは結果的に那須が残ったという感じです(こういう書き方をすると消去法で仕方なくと見えてしまうのですが、実際には東京と往復する中ですごく気に入ったというのがあります、そのへんは次回で)。

那須は正直なところ、多くの人にとって別荘地としての知名度では少しマイナーなのか相場も安めです。おそらくは昔の土地ブームだった頃に管理状態の悪い別荘地が多く開発されたことや、4~5年前までは3.11の際の「風評」被害も影響していたでしょう。また住むには環境的にかなり厳しい場所もありますが、一方ではかなり整備されたところもあります。那須ではどの別荘地にするかでかなり大きい差が出る気がします。

次回はさらに絞っていく中で感じた那須のメリットをもう少し詳しく説明していきたいと思います。