パークハイアット東京 宿泊記1 札幌から移動しチェックイン~デリカテッセンで軽食(2023年2月)

パークハイアット東京、2023年2月の宿泊記です。この日は札幌から移動してそのままパークハイアット東京にチェックインしました。

札幌の別宅からはnearMeで新千歳空港まで移動し空港内のJALダイヤモンド・プレミアラウンジへ。既に春休みに入ろうかというタイミングの週末なので東京羽田に向かう飛行機もかなりの便が満席になっていました。

その割にはダイヤモンド・プレミアラウンジは空いていました。上級会員よりも一般の旅行客のほうが多かったということかもしれません。

この日のフードには敢えての白むすびが。確かに美味しかったですよ。変な具の入った解凍混ぜ込みおにぎりならむしろこちらのほうが全然良いです。

今日はお休みの日だし昼からニッカの竹鶴をハイボールにして。ニッカはサントリーの山崎や白州と比較するとまだ余市も含めてあちこちで手に入りやすいですよね。

遅めの朝食か早めのランチかよくわからない時間ではありますがおにぎりとともに厳寒の空港の風景を見ながら暖かい部屋でキンキンに冷やしたハイボールをいただくのはある意味贅沢な時間です。

千歳もこの日だったか前の日だったかにマイナス15度くらいまで下がっていたと思います。

そういえば流氷ってずいぶん見ていないなあ。次の冬のシーズンには見に行こうかな。なかなかタイミングが難しいのですよね。岸までたどり着いた翌日にはもう沖まで下がっていたりするので。

学生当時オホーツク沿いに湧網線という赤字ローカル線が走っていて、列車を常呂で降りてしばらく歩いて高台から見た流氷の景色を今も覚えています。何故常呂で降りようと思ったのかは覚えていません。次の列車が当然ながらなかなか来なくて寒くて寒くて近くのかろうじて営業していた小さな商店で買ったカップヌードルにお湯を入れてもらって食べたんですけど美味しかったなあと。

座席はクラスJの最前列を確保していました。最近は景色もそんなに見ないので通路側に座ることが多いです。

羽田に着いてからnearMeの送迎時間まで少し余裕があったのでパワーラウンジへ。カードラウンジですが到着時に使えるのは一部のカードだけになります。こちらよく考えられているデザインというか混雑時もそこまで圧迫感がないですし、居心地も良いですね。

そういうわけで普段搭乗前についてはJALの時はエメラルドでDPラウンジに入れるのでそちらにいきますが、ANAはSFCなのでANAラウンジに行かずこちらを利用することも多いです。そんなに毎回お酒も飲まないですし。

そろそろ送迎の時間です。

今から羽田を出発すればちょうど良い感じにパークハイアット東京に到着しそうです。空港送迎nearMeのサービスはこちらの記事をご覧ください。

2階の車寄せからエレベータに向かう導線はいつも気持ちよくゲストを迎えてくれる瞬間です。

階が上がるとともに内部が明るくなってくるエレベーター。昼ならばあの明るいアトリウムに目を慣れさせていく準備期間なのかもしれないですし、夜ならば今度は気持ちを上げていく時間なのかもしれません。

オープンして30年が経とうとするのに古臭さを感じないのは素晴らしいとしか言いようがありません。

ジランドールの壁の吹き抜け部分は同じ設計者である小布施の枡一客殿にも似たような空間がありますね。

館内はいろんな表情を見せてくれてそれが決して画一的ではないのですけど全体としては統一がとれているのですよね。デザインも現代的であり、一方ではほっとするところもあったりと。

ようやくチェックインのデスクに到着ですが、グローバリストの場合は基本的にはインルームチェックインになります。

今回はハイアットのポイントを利用した宿泊です。この日のレートがボトムの部屋で約13万だったと思います。外資系金融マンでもなければ自営業でもない平凡なリーマンである私には気軽には出せない金額ですね。

そういえば20代で初めてパークハイアットに宿泊した日も無料宿泊でした。ハイアットでマスターカードを利用して2泊すればもう1泊無料という破壊力のあるキャンペーンで、1泊目は新宿のセンチュリーハイアット、2泊目は確かこれまた出来て間もなかったハイアットリージェンシー大阪に宿泊してパークハイアット東京の扉をくぐったのでした。

当時のパークハイアット東京は今よりもちょっとスカした感じでした。当時は埼玉に住んでいて、しかも若い男性がひとりで何しに来たという目で見られると嫌だなと思いながら。結局それは杞憂で何とも快適に過ごせたのですが。

その時代は若い人が(私より上のバブル期世代クリスマスカップルは例外として)旅行でもなく自分の住んでいるエリアの都市型ホテルに用もなく宿泊するなんて今以上に珍しいことでした。雑誌「BRUTUS」にもこことザ・リッツ・カールトン大阪を比較した巻頭特集なんてのもありました。

そういうわけでそれなりの数は宿泊していますが私はパークハイアット東京の常連でも何でもないですし、ホテルから見たらお金を落とさない客以外の何物でもないのですが、それでもこちらとしては思い入れがあったりもします。

そういえばそれから後にまだ20代ギリギリの時でしょうか、旅やホテルやグルメのメールマガジンを発行していたのですが、初めてホテルでのオフ会を主催したのもここパークハイアット東京の梢でした。マガジンでは年齢は言っていなかったので40代ぐらいのオジサンが来るものとみんな思ったようです(笑)。

一方であまりホテルの常連になろうとはしていなかったかもしれません。これは別のお気に入りのホテルやホテルチェーンでもそうです。

ワンワールドの宣伝広告で特典の紹介で昔「Be recognised」というキャッチフレーズというか一文があったのですが、ステイタスカードや記録で自動的に認識されて快適なサービスが受けられるぐらいまでは確かにいい感じなのです。

しかしながら本当に常連になってしまうと、あまりケチなことはできないなとか、最近言っていないから行かなきゃとか、そういうのが割と負担になってしまうほうなので比較的良く宿泊するホテルでもあまり目立たないようにしています・・。

それでもレストランやホテルでも3年ぶりぐらいに行ってもよく覚えていてお久しぶりですとか言ってくる人がいるのですがすごい才能ですよね。私はすぐ人の名前を忘れてしまうので尊敬します。

さて、お部屋の中へ。既に需要が回復してきてグローバリストならスイートになんていう感じではなくなっているタイミングでしたが、それでもボトムではなくデラックスタイプの一番王道のお部屋にはしていただけました。今まで複数のタイプのお部屋に宿泊しましたが実は一番ボトムの45平米のお部屋は宿泊したことがありません。例のマスターカードの時もこちらのお部屋だったので。

もちろんスイートはとても魅力的ですが実は一番好きなのはこのタイプのお部屋かもしれません。ちょうど良い、でも広い部屋という感じで。しかもスタンダードカテゴリでありながらパークハイアットの魅力が凝縮されたお部屋だと感じます。

お部屋の紹介は次回以降でするとして、この日はまだ妻がお昼を食べていなかったといって、それなら軽めに遅いランチをとることにしました。

パークハイアット東京のデリカテッセンはこういう時にとても便利です。

デリカテッセンという言葉もここで覚えたかもしれません。

軽食というにはボリュームいっぱいのサラダとサンドイッチでしたが。。。

さてお部屋にもどって今度こそのんびりしましょう。