ここ数年、札幌に行く機会も増えてきたのですが思い返すとブログにはあまり書いていなかったなあと思い、少しずつこちらにもアップしていきたいと思います。
すし宮川は円山公園からすぐの場所にある人気の鮨店です。予約もとりづらいそうですがたまたま運よくラグジュアリーカードのコンシェルジュ経由で希望の日に予約することができました。
夜のみの営業で、17:00~と19:30~の2回転制となっており、私は19:30~の回を予約しました。おまかせコースは税・サービス料別で18000円と最近3万が当たり前になってきた高級鮨店の中では価格は抑えられているといって良いと思います。
写真は音がしなければ問題ないですよということで、遠慮なく撮らせていただきました。
日本酒をいただきながら肴を(全部は写真をとっていないです)。
香箱蟹。
アワビは臭みが全くなくやわらかく蒸されており、上品に仕上がっています。煮汁と肝を合わせたソースともうまく合っています。
いずれも上品な内容です。
握りに移ります。赤むつだったかな。。。半年以上前で記憶曖昧。
小鰭は比較的酸味をしっかり感じる仕上がり。
まぐろの漬け。
雲丹の下には卵黄と酢飯が敷いてあります。
かなり濃厚な味の穴子。
お鮨のシャリは酸味をかなり感じるのですが個人的には好きなタイプで、それなりの量を食べても食後感もさわやかでした。
あと印象的だったのがサービスの良さ。店内の空間全体がやわらかな雰囲気に包まれていたのは宮川氏の人柄ならではのような気がしました。L字型のカウンターの折れ曲がったところに台湾から来た20代と思われる女性3名がいて多少興奮気味にお鮨を食べていた(うるさいとかでは全然なく喜んでいる様が伝わる感じ)のですが、その人たちにもすごく丁寧に接していて好印象でした。
鮨店ですからもちろん味が最重要なわけですが、中には親しい客とばかり盛り上がったり、何故か何とも言えず居心地が悪かったりという店も結構ある中、ひとりで訪れても手持ち無沙汰でも、あるいはうっとうしさも感じることなくとても良い時間を過ごせたと感じさせる店でした。
是非また行きたいですね。