先日ザ・プリンス軽井沢に宿泊してきました。本当はヒルトン瀬底リゾートで予約していたアメックスのフリーステイ・ギフト、緊急事態宣言の中で8月の沖縄行きを諦めたために使えないまま時が過ぎ、ふと使用期限を見ると既に10日ぐらいしかない!じゃあどこに行こうと思ったときに宣言明けで既に相場が高くなっていた軽井沢を見るとリストにザ・プリンス軽井沢が。空室が少ないのか該当する土曜日の宿泊は既に5万を超えていたので断わられるかなと思いつつ電話すると何の問題もなく予約が取れました。
当日はまずは朝から軽井沢のショッピングプラザへ。いくつか買い物もしてランチは神楽坂にもあるエイジングビーフで済ませたのですが、それでもチェックインまで時間が余ってしまいました。
そしてホテルへ。駐車場は軽井沢というお土地柄、リゾートホテルですが有料となっています。1泊1000円かかりますが翌日の22:00まで出し入れ自由で使えますので便利です。
私たちは自家用車でしたがザ・プリンス軽井沢宿泊者に限ってはプリンスの循環バスではなく軽井沢駅から専用の車で送迎してもらえます。これはチェックイン・アウトのみでなく、例えば滞在中にプリンス敷地内の温泉に行くような場合でも送ってもらえます。軽井沢のプリンスホテル群の中でもザ・プリンス軽井沢についてはそのあたりが明確に差別化されています。
本来のチェックイン時間より少し前にホテルに到着してしまいましたが既にお部屋の準備ができていたようで問題なく手続きができたのは助かりました。ロビーはリゾート地のプリンスならではのゆとりのある空間です。暖炉があるのも良いですね。
設計は清家清氏。新富良野プリンスや野尻湖プリンスホテル(現ホテルエルボスコ)も同氏の作品ですね。変わったところでは休暇村日光湯元もそうです。ちなみに2012年の共用部や一部客室(たぶん主にスイート?)のリニューアルでは現在各地に精力的にホテルをオープンしているUDSがかかわっているようです。
ちなみに休暇村日光湯元はこんな感じです。
さて話を戻して・・・
チェックイン手続きが終わるとウェルカムドリンクがいただけます。私たちはこちらの暖炉の前でリンゴジュースを飲みました。
お部屋へは長い長い廊下を通って。各お部屋にはいったんルーバー扉を通って室内に入る形になっています。
ザ・プリンス軽井沢に宿泊したゲストには次のような特典があります。ホテルのWEBサイトから引用します。
引用はじめ
≪宿泊特典一覧≫
※ご宿泊特典は、チェックインからチェックアウトまでご利用になれます。
ザ・プリンス 軽井沢ご宿泊特典(全客室タイプ共通)
- ウエルカムドリンク(チェックイン時または滞在中)
- ホテル イースト隣接「フォレスト ホット スプリング」(温泉施設)ご利用無料 ※入湯税¥150別途
- ホテル イースト/ウエスト隣接「フィットネスルーム」ご利用無料 対象:16才以上の方のみ ※レンタルシューズ無料 ※予約制・入場制限あり
- ホテル ウエスト隣接「MOMIJI HOT-SPRING」(温泉施設)ご利用無料 ※入湯税¥150別途
- ロビーにてモーニングコーヒーサービス(7:00A.M.~10:00A.M.)
- レンタサイクルご利用無料(7:00A.M.~5:00P.M.最終受付)4月中旬~10月下旬 ※数に限りがございますので、当日貸し出しのみとなります。 ※他館レンタサイクルは対象外
- ゲストサービスセンター『スマイルコンシェルジュ』サービス利用可能
ちなみにエグゼクティブルームに宿泊すると上記特典に追加して
- 軽井沢プリンスホテルゴルフコース 1日1回プレー無料(要予約)4月中旬~11月下旬 ※補償料・利用税別途 ※8:00A.M.~2:00P.M.までのご希望のスタート時間より、空き枠状況をご確認ください。
- ライブラリーカフェ りんどう 特別ドリンクメニュー無料(営業時間内) →※kirita注 アルコールも含まれます
というものも加わるようです
引用終わり
今回私たちが宿泊したお部屋はスーペリアツインというザ・プリンス軽井沢の中では一番標準的なタイプですが、こちらは約35平米と通常のプリンスホテルよりは少し広めに作られており、狭さは感じません。
窓からはゴルフ場の芝生が見えますがこの日はあいにくの天気でした。
しっかりとしたデスクもあります。デスク横にスイッチ等のパネル類がついた変わった作りです。室内の雰囲気とか苗場プリンスの3号館に少し似ている気がします。
椅子は最近取り替えたのでしょうかね、デザインは違いますが軽井沢浅間プリンスのそれのような少し背もたれが高いタイプです。
ちなみに軽井沢浅間プリンスのお部屋はこんな感じ。
鏡台スペースはデスクとは別にあります。ネスプレッソマシンも置いてありますね。
お部屋自体はおそらくここ数年でリニューアルされていますが、バスルームについては古いままで今となってはちょっと厳しいですね。スペース的には十分にあるのでこちらも洗い場付きの今風なバスルームにすればずいぶん印象も変わるでしょう。アメニティーは最近よく見かける「ARGAN」というブランドです。
バスローブや使い捨てのスリッパも用意されています。
メインダイニングのフレンチレストラン「ボーセジュール」は今回は利用しなかったのですが劇場型の配置で独特の雰囲気ですね。
古いホテルには古いなりの良さがありますね。ザ・プリンス軽井沢のようなホテルに宿泊すると強くそう思います。自分が昔より歳を重ねたからというわけでもなくて昔から好きだったのかもしれません。ホテルに興味を持ち始めたころから例えば建て替える前のホテルオークラとか好きでしたし。
チェックインして間もなくプリンスの連絡バスに乗って今年オープンしたばかりのMOMIJI HOT-SPRINGにも行ってみました。
浴室内の写真は撮れなかったのでホテルのWEBサイトの写真をお借りします。
できたばかりでもあり、さすがに清潔で気持ち良かったです。
夕食はまたプリンスのバス(ピックアップバス)に乗ってショッピングプラザ内のクアアイナへ。「プリンス村」の中で様々な楽しみ方ができて良いですね。
今回は前後にも旅行が重なっていたことから軽井沢についてはかなり割り切った過ごし方だったのですが次回利用するときは朝晩もホテル内で食事をしてじっくり楽しんでみたいなとも思いましたね。