夕食はダイニングでとります。中央の列はテーブル席、壁側と庭側はカウンター席になっています。旅館といえば最近は半個室の食事処になっているところが多いですが、こちらはすべてオープン席ですね。
メニューは比較的ライトでどちらかというと若い層にウケるようなコースになっていますので、いかにも旅館らしい内容を想像すると肩透かしをくらうかもしれません。私は最近は旅館はむしろこれぐらいの内容でもいいのではと思うようになりました。本格的な料理旅館のような宿はやはりすばらしいですが、中途半端なクオリティーで定番の旅館料理を出すところが一番つらく、それならばこちらのような内容のほうが良いです。
こちらの旅館はお酒がフリーフローとなっています。特に日本酒は東北の地酒が3種類用意されていますが、実は調理スペース側のカウンターだと裏メニュー的な日本酒も提供されることがあるようです。生ビールも注文できます。
前菜の盛り合わせ。いずれもあっさりとした印象です。
最初のお酒はスパークリングワインにしました。お惣菜が何種類かあり、こちらはビュッフェスタイルで自由にとれるようになっていますからお酒が好きな人は惣菜と一緒にピッチが速くなりそうですね。
次はお刺身。本マグロ・甘エビ・ハタ。
枝豆の羽二重蒸し、冷製仕立て。
口直しのシャーベット。
ここからは赤ワインに変えました。もうちょっとだけ良いグラスがいいかな。
仙台牛のステーキ。
仙台牛のやわらか煮。
玉蜀黍ご飯。
最後に食事セット。お味噌汁、茄子の浅漬け。
デザートは量控えめです。
朝もほぼ同じ席に座りました。
朝もお惣菜が数種類あるのと、あとは朝スパークリングを楽しめます。夜たくさん飲んでいる人も意外と朝は飲まないんですよね。私たちはしっかりいただきました。
サラダや漬物は総菜コーナーから。
全体的にちょっと上品な街の和食屋さんという感じで食べ疲れしない料理でしたね。ハレの食事という内容ではないのですが、一方でこういうご飯なら何連泊かしても毎日食べられそうです。