アークヒルズのANAインターコンチネンタル東京についてはスイートも含め様々なタイプの客室に宿泊していますが今回はクラブインターコンチネンタルスイート「鳥」のお部屋についてです。スイートといってもリニューアルはしているものの基本設計が古いホテルですので最近の高級ホテルのそれというわけにはいきませんがそれでも十分な快適性はあると思っています(きちんとしたデスクがないのは困りものですが)。
別の機会にクラブインターコンチネンタルスイート「風」に宿泊したのですが、広さが9㎡ほど違うもののパッと見はほぼかわらず間違い探し状態です。
一方でセパレートになっていないジュニアスイート(スタジオスイート)タイプの「月」は細長い独特の形ですが、これはこれで意外と嫌いではないです。
それでは今回の宿泊記に戻ってまずはリビングスペースから。何となく高級感のない色合いのリビングセットですが座り心地は悪くはないです。
こちらは謎のミニテーブル。特におしゃれなわけでもなく用途が良く分かりません。ポータブルFAXがちょうど置けるぐらいの大きさですが今更FAXもないでしょうし。
入り口方向。
入り口横のスペースにはウォークインクロゼット。大容量なので服からスーツケースまで全部入ってしまいます。数泊する場合はうまく利用するとまさに「暮らすように」過ごせます。
ミニバーコーナーは大きな引き出しを開けるとこのように収納されています。グラスもワインとシャンパーニュ用それぞれに用意されています。もちろんネスプレッソもあります。ティーパックのTWGはインターコンチネンタルではお馴染みですね。
ちなみに今では当たり前になりましたけど国内ホテルにエスプレッソマシンが置かれるようになったのはペニンシュラ東京のオープンあたりからだったと記憶しています(ネスレではなくLavazzaでしたが)。開業間もない頃にパークスイートに宿泊した際に、高級ホテルの室内設備の概念を変えてしまうような最新設備のオンパレードで当時は衝撃でした(ブログには未アップですが)。
その時の写真をいくつか・・・
その後あらためてスタンダードなお部屋に宿泊したのですが最初の体験が素敵すぎて印象に残りませんでした。物事には順番が重要ですね(笑)。ちなみに各種設備は通常の部屋とスイートでほぼ変わりません。
通常であれば冷蔵庫には多くのアルコールやソフトドリンクが入っていますが、新型コロナ対策で何も入っていませんでした。
茶器のセット。最近鉄瓶の所が増えましたね。
続いてベッドルーム。こちらもリビングと同様コンパクトにおさまっていますが、私のように都心のウサギマンションに住んでいるものには逆に落ち着くくらいの広さです。
ナイトウェアやバスローブはベッドルーム側に。
バスルームは洗い場付きのタイプで使いやすいですが、バスタブが少し浅く質感も普通なのでスイートとしては今一歩です。アメニティーはスイートはインターコンチネンタル標準のものではなくロクシタンのホテル用のタイプになります。
トイレはサニタリーエリアの中に独立して設置されています。
この時の滞在では新型コロナ影響によりクラブインターコンチネンタルラウンジでの食事提供は中止されていましたので(クラブラウンジ自体は利用可でドリンクのみ提供)、代わりに2階のアトリウムラウンジでアフタヌーンティーセットやカクテルタイムの軽食が用意されました。
カクテルラウンジの軽食はこんな感じ。最初にコールドミールのセット、次にホットミール、最後にデザートのセットが。新型コロナに対応した期間としては十分すぎる内容です。
これは翌日のカクテルタイムのホットプレート。毎日少しずつ内容が変わります。
朝食は新型コロナ対策でこの期間はクラブ滞在者はルームサービスの朝食メニューから好きなものを注文できました(期間中の特別対応)。
別の日は鍋焼きうどんも食べましたよ。
こちらのホテルには定期的に宿泊していますのでまたトピックあればこちらでも紹介していきたいと思います。