ニセコの高級旅館「坐忘林」の宿泊記も今回が最後です。
館内の朝の散歩を終えた後は朝食会場へ。個室は昨晩と同じ部屋でしたがこうやって外の景色が見えると印象は全然違いますね。緑に囲まれたこの空間を2名のみで独占するのは贅沢ですね。
いい感じでお腹も空いてきましたがどんな食事が出るのでしょうか。
たっぷりのメカブが温められています。
焼魚や空豆、玉子焼きは大皿に盛られてきました。こうやって写真でみると小さく見えるのですが、実際に個別の皿に盛り付けると実は結構大きいことがわかるかと思います。
この焼鮭、しっかりと火ははいっているのにふっくら、しっとり、そして噛んだ時のぷりぷり感、 これ以上ないぐらいシンプルですが、素材的にも塩加減も文句なしに美味しかったですね。
何故か拡大した写真が残っていませんが煮物もありました。
熱々のお味噌汁。
おかわりすると別の具で出てきます。
朝から食欲が増してしまってご飯もおかわりしてしまいました。
お箸は記念に持ち帰ることができます。
最後はフルーツ。
こうやって写真で見ると何ともないのですが、すごく正直に言うと夕食より朝食のほうがより美味しく感じてしまいました。旅館に来た時に胃が欲していたのがこういう食事だったのかもしれません。
誤解のないように言っておきますが、夕食のレベルもそのあたりの旅館よりはるかに美味しいのです。が、オフシーズンでも2名1室2食付きで軽く10万円を超えてしまう宿ですから、やはりとても厳しい目で見ることになります。わかりやすい例で言えばさらにもう少し高級なアマンリゾートも全体として食事に関してだけ言えばやはり求めるレベルに届いてるとは思えないですし(外国と比較しても日本の街場のレストランのレベルが高すぎることも評価が厳しくなってしまう大きな要因ですけどね・・・)。
色々言いましたが、朝食をとって幸せな気持ちで部屋に戻りました。さて、後はチェックアウトする前にもう一度温泉に入っておきましょう。浮遊物があるのは本物の掛け流し温泉の証拠ですね。某サイトの坐忘林宿泊者コメントを見ると「高級宿なのに藻のようなものが浮いていて不潔なのが残念でした」という残念な方のコメントがありました(笑)。食べログでもそういう残念コメントは良く見かけますね。
前日に購入したプリンとお茶を。
チェックアウトの時間まではあっという間でした。
ロビーの暖炉には6月でも火が入っていました。
チェックアウトも完了。
また来れるといいな。