2022年も1年間有難うございました(簡単な振り返りと所感)

2022年も旅やホテル、食べ物などがごった煮となったあまりテーマ性のないブログをご覧いただきありがとうございました。ブログは本来テーマを絞ったほうが良いのは百も承知なのですが、このブログの一番の目的は誰のためでもなく自分自身の行動の記録つまり備忘録なのでテーマを絞り込んでしまうと意味がないのですよね。

2022年を一言で述べるならば個人的にはエアラインやホテルへの興味がこれまでよりも薄れてきてしまった年と言えるでしょうか。これは私が歳を取ったからというわけではなく、業界の今の流れの中でそこまで多くの時間やお金を費やすほどのリターン(お得とかそういうことではなく満足感や気持ちの豊かさ)が得られにくくなったように感じたということかもしれません。

だからと言って今後も飛行機に乗って旅行に行ったり様々なホテルに泊まったりということをやめるわけではありません。来年もおそらくそれなりの数の飛行機やホテルを利用するとは思いますし、旅行の趣味をやめることもないと思います。

ホテルでいえば特に高級なカテゴリのホテルの2022年後半に入ってからの宿泊料金の高騰は予想していたこととはいえ異常な水準になってきたなと感じます。いや、高くなるだけならまだいいのです。少し宿泊数は減らしつつ楽しめばいいのですから。それよりも高級ホテルのサービスの低下のほうが個人的にはホテル宿泊のモチベーションを下げる強い要因となりました。ホテル高騰の影響を現段階ではまだそこまで受けていないミドルレンジのホテルのほうが最近は心穏やかにいられる自分がいます。

ホテルは来年もIHGメインの予定ですが、マリオットから大挙して利用者がIHGに移ってくるようであればIHGにも宿泊しなくなるかもしれません。そういうのとは無縁の静かな雰囲気が私がIHGを気に入っている理由の一つでしたので。IHGメインと言っても年間73泊と出張関係で泊数を稼いだため宿泊数こそ多いものの使っている金額としては微々たるものなのでいわゆるロイヤルアンバサダーを目指す気はありません。単年度なら目指せますがそれを継続していくのはちょっとキツク感じます。ダイヤモンドや年間ラウンジメンバーシップぐらいならまだいいのですが。

2021年からは久しぶりにハイアットの上級会員(グローバリスト)となったためハイアットの宿泊が増えましたがそれも2023年2月までです。ハイアットは好きなホテルチェーンのため名残惜しいですが、たとえ維持したとしても最近のパークハイアットやアンダーズの価格帯では泊まれる泊数が限られてしまいそうです。

エアラインだと普段から国内出張が多いこともあってどうしても(アライアンス他社メインにする手もあるのはわかりつつも普段の仕事の使い勝手も考えると)日系エアをメインとしがちで、その中でもANAよりはJALメインだったのですが、最近では国際線ビジネスは常識的なマイル数ではほぼとれなくなっており、また有償でも本来気軽に行けそうなアジア域内の運賃の高騰もなかなかのものがあります。

一方では昨年あたりから札幌での仕事の比率が高くなってきたこともありそちらに生活の軸足がかなりの比重で移っている中で札幌での生活やグルメ等に割いている時間も増えています。そうそう本当に久しぶりにスキーも再開しました。札幌エリアだと周辺にふんだんにスキー場がありますので。ニセコでのスキーも楽しかったですね。

那須の別宅はさすがにコロナ真っ最中の時よりは滞在日数は減りましたが、豊かな時間を過ごせる場所として今後もそれなりの比率では過ごすつもりです。年末年始はホテルでの年越しも考えましたが今の自分には那須で過ごす静かなお正月のほうが魅力的でした。

そうやって考えると色々な楽しみがある中でエアラインとホテルの比率が下がるのは無理もないことかなと思ったりもします。札幌に高級カテゴリのホテルがもう少し多ければまた違ってくるかもですが。

そういうわけで来年はよりごった煮というか、何かに注力するというよりは次の数年間に向けてどういうことをメインにして過ごしていこうかというのを考える1年になりそうです。

ますます内容が散漫なブログになってしまったらお許しください。

2022年12月31日 kirita