ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパ クラブインターコンチネンタルツイン宿泊記 (別府・湯布院旅行2019夏 その3)

ANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパの宿泊記、お部屋編です。この時はクラブインターコンチネンタルツインルームでの宿泊でした。IHGリワーズクラブのポイントを利用して一番スタンダードな部屋で予約し、差額(2万円)を払ってクラブアクセスをつけてほしい旨を事前にお伝えすると先方のご厚意でラウンジアクセスだけでなくお部屋もクラブインターコンチネンタルルームを用意していただけました(本来であればこちらのホテルの基準ではスパイアのアップグレードはプレミアルームまでで、これは現在かなり厳密に運用されていますがオープン間もない時期だったため特別に配慮してもらえたのだと思います)。

部屋のカテゴリはスイートルームを除くとデラックスルーム(62㎡)、プレミアルーム(68㎡)、クラブインターコンチネンタルルーム(68㎡)に分かれており、すべての部屋にバルコニーがついています(面積はおそらくバルコニー含む)。プレミアとクラブは部屋の大きさは違いませんがバルコニーに掛け流しの露天温泉風呂がついているかどうかが大きな違いです。ちなみに写真を見た感じではデラックスとプレミアも部屋は同じに見えるのでバルコニー面積が違うのでしょう。

ベッドサイド周りは比較的シンプルです。

部屋のコーナー部分にはラウンドしたソファが置かれています。寝転がるには中途半端な大きさで部屋面積が広いのですからもうワンサイズ大きくても良かった気がします。最近の国内のインターコンチネンタルはソファに丸テーブルの組み合わせが増えてデスクはあまり置かれなくなりましたね。まあここはリゾートホテルですのでこれでいいと思いますがシティホテルだと困る人もいるでしょうね(私は仕事柄ペーパーレスの業務が多いのであんまり困らないですが)。

国内各地のインターコンチネンタルに置かれているクレアトラベラーはこちらにも。

地元の竹細工職人によるランプ。別府は竹細工が伝統的に盛んな地域です。

ミニバーはこちらの中に収納されています。

上半分の観音開きの扉を開けるとご覧の通り。ネスプレッソは通常の対応ではなく高級バージョンのエキスパートですね。温度調整が3段階になっており、コーヒーメニューも4種類あります。全体的にきれいにまとめられています。

ワイングラスはシャンパーニュグラス以外はステム無しのタイプです。紅茶はお馴染みTWGです。

冷蔵庫は最近はやりの引き出し式。おしゃれですが自分で買ったドリンクを入れたい時にはあまりスペースがなく困ることがあります。

サニタリースペースとベッドルームの間は組子細工になっていますのでお互いの湯巣はわかるようになっていますがスクリーンで仕切ることも可能です。

かなり贅沢にスペースを割いていますね。以前に宿泊したジャカルタのケラトン・ラグジュアリーコレクションホテルもこんな配置だった記憶があります。

洗い場付きのバスルームは全面ガラス張りでその他のスペースと区切られており、バスタブも十分な広さがあります。マーブルで高級感があるデザインです。ちなみにこちらは温泉ではありません。

バスアメニティーはインターコンチネンタル標準のアグラリア。スパはタイのスパブランド「ハーン」ですので、こちらの客室にもぜひハーンのアメニティーを採用してほしかったですね。

シンクはダブルですがどちらかというとデザイン重視の形ですね。

シャワーはハンドシャワーの他にレインシャワーも用意されています。

トイレはもちろん洗浄機能付きでTOTOウォシュレットの高級なシリーズが設置されています。

ヘアドライヤーはレプロナイザー4Dプラスというサロン仕様の出力の大きいものです。 バイオプログラミングと呼ばれる髪の分子を活性化させる技術を使っているのだそうです。私は自宅はパナソニックのナノドライヤーですが、こちらも大変気に入りました(どこかのホテルで試したダイソンはあまり好みではなかったのですが・・・髪質等により違うのでしょうね)。

クロゼットは標準的な大きさです。大浴場に行くときに使えるように竹細工の籠も用意されていました。もちろんこちらは持ち帰り厳禁ですが、持ち帰ってしまう人も出てくるのではと心配です。

クロゼット内にはアイロン台とアイロン、バスローブ、浴衣、金庫があり、引き出しにはこれも大浴場に行くときに利用可能な下駄もありました。外国人には喜ばれそうです。

バルコニーは奥行きが深く、ゆったりと2名が座れるソファとチェアも置かれています。天気がいまひとつなのが悔やまれますが、それでも別府の街から上がる湯けむりと別府湾を望む風景はなかなかのものです。

温泉露天風呂はバルコニーにあります。お湯は最初から入っているわけではなくボタンを押すと1回分のお湯が注ぎ込まれる形です。ちょっと面倒なのはもう一度入りたい場合はホテルの人にお湯を抜いてもらってあらためて入れないといけないことです。ひらまつほてるのように常にお湯が流れ込んでいると最高ですがあれは小規模ホテルならではでしょうね。

バルコニーにあるというと小さいものを想像しますがご覧のように横から見ていても結構な大きさがあります。でもこれ外から見えるんじゃないかとちょっとヒヤヒヤしますね。というかオッサンの裸を見たい人はいないと思いますが(笑)。

次回はパブリックスペースの様子をお伝えします。