トビリシのワインバー「Azarphesha」(ジョージア・アゼルバイジャン旅行2019 その23)

トビリシでの2泊目はジョージアのナチュラルワインばかりを取りそろえたワインバーに行ってきました。こちらジョージア初日の夜に出かけたところ満員とのことで予約してあらためてこの日に訪問しました。ただその日もそれほど混んでいるように思えなかったので当日の飛び込みは歓迎していないのかもです。

店内は落ち着いた雰囲気でジョージアのちょっと良い家庭ってこんな感じなのかなあというようなインテリアです。

ワインバーといっても料理は本格的でコースもありましたが、毎日食べ歩く中ではあまりガッツリとはいきたくなかったのでアラカルトメニューをもとにワインを楽しむことにしました。価格的にはコースのほうがお得な気もします。

最初はジョージアンサラダ。どういうものをジョージアンサラダというのかは不明ですが、このサラダ、ドレッシングがとても美味しいです。そして肉やベーコンが自然でいずれも素材の味のパワーがあります。

少し取り分けるとこんな感じ。

最初はアンバーワイン(オレンジワイン)ではない白をチョイスしましたが、こちらも色合いは濃いめでしたね。グラスの写真は撮り忘れてしまいましたが。

次はジョージア料理の茄子の前菜「 バドゥラジャーニ 」。通常はクルミと香草を使ったペーストを茄子のスライスでくるむような感じですが、こちらのはかなりアレンジされていてビジュアル的にも美しく、味のほうも洗練されている感じがしました。写真ではわかりづらいですがかなり大きな茄子です。上にはザクロの実がちらしてあります。

ジョージアは中東地区もそうですがイチジクやザクロがよくとれます。お土産屋さんにもらったイチジクもそれはそれは美味しかったです。

メインは名前を忘れてしまったのですがジョージア版フライドチキンとも言うべき料理。チキン自体が美味しく揚げ具合も抜群でしたね

2杯目はアンバーワイン(オレンジワイン)を。くっきりとオレンジ色ですね。テーブルには花が飾られています。

天井にはワイングラスが。

こちらのワインバー、トリップアドバイザーやグーグルでは評価が分かれているのですが、一般的なジョージア料理店の特長、つまり安くて量が多いからはずれているのと、お店の雰囲気もフレンドリーというよりはスノッブ寄りなのでそのへんが影響してかと思います。

ジョージア料理をベースとしながらも現代的で、何よりも食べておいしい内容でしたので、次回来ることがあればコースでも楽しんでみたいと思いました。