【神楽坂 フレンチ】フロレゾン(Floraison)のディナーコース

少し前に神楽坂で久しぶりにフロレゾンに行ってきました。こちらコロナ禍の緊急事態宣言中はワインを提供しない食事はイメージがわかないとのことで一時期クローズしていましたが今は通常営業に戻っています。私もフレンチやイタリアンをお酒を飲まずに食べるのはちょっとしんどいので最近は夜の外食が減っていました。

今回ミシュランガイド東京2022で一つ星を獲得しましたが鳴海シェフの料理と佐々木さんのサービスを考えれば個人的には時間の問題と思っていました。オーナーの佐々木さんが神楽坂しゅうごのオーナーだった時代から知っていますのはやはりとても嬉しいですね。同じく佐々木さんがオープンした福岡のローブランシュが2019年福岡特別版で星を獲得した時も嬉しかったですけど、やはり名だたるレストランが乱立する神楽坂でというのは個人的にはより素晴らしく感じます。

福岡のローブランシュ

オープンした時のフロレゾン

ちなみに前回来たのはコロナ禍のテイクアウトランチ弁当でしたし。

緊急事態宣言下でのテイクアウトランチ

店内は落ち着いた雰囲気です。

この日は7700円のディナーコースをいただきました。佐々木さんのお店の場合はワインはいつもペアリングでお任せのことが多いです。まずはシャンパーニュでのどを潤します。

アミューズ。シャンパーニュが進みます。

前菜はズワイガニと柿 パースニップのババロワ エストラゴン風味。今度は白ワインと。

温前菜は本州鹿のブーダンをフランス産栗のブルーテと。こちらは赤ワインで。前菜2皿の時点で既に凝った料理が並んでいて、ここまででも満足度は高い水準になっています。

魚料理。鰆だったかな? 最近は低温調理ばやりで生に近い感じの料理が多いですがこちらは火は比較的しっかり通っています。そしてそれがまた美味しかったですね。

一時期お酒を控えめにしていた時期もあったことをしっかり覚えていて、様子を見ながらペアリングのボリュームを調整してくれるのは流石です。もうすっかり良くなっていますので大丈夫ですよ(とはいえ歳はとったので昔ほど飲みませんが)。

そしてメインはいくつかの選択肢の中からフランス シャラン産小鴨の胸肉にしました。この2年ほどフレンチを食べる機会がすっかり減ってしまいましたがやはりフレンチ好きを再認識した夜でした。

デザートまで手抜きはありません。というかデザートも進化したように思います。

ごちそうさまでした。また行きます。