ジョージア軍用道路とロシア-グルジア友好記念碑(ジョージア・アゼルバイジャン旅行2019 その27)

ジョージア軍用道路を更に北へ走ります。途中からはどんどん高度を上げやがてロシア・グルジア友好記念碑へ(実際にはトビリシへの帰りに立ち寄ったのですがブログでは先に紹介していきます)。

記念碑は深い谷のある山々を眺められる絶好の場所にあり、多くの人がここで記念撮影をしていました。この記念碑は帝政ロシア時代からの友好200年を記念して作られたものです。ジョージアは1991年にソ連崩壊後に独立しましたが、1801年にロシアに併合されてから長年支配下にあり軍事衝突もありましたので基本的に仲が良くありません。その中でも比較的関係が良かった時期もあり、それがこの記念碑となって残っているのでしょうか。でもジョージアの人たちにとってはこの記念碑の存在は微妙でしょうね。ジョージアは13世紀にはモンゴルの支配、16世紀にはオスマントルコやペルシアのサファヴィー朝にも支配を受けるなど複雑な歴史をもっています。

クルマで通ってきたジョージア軍用道路もコーカサスを支配するためにロシアが作ったもので、この道路を通じてアルメリアもロシアの支配下に置かれました。

以前の写真を何かで見た時に結構損傷が激しい感じだったのですが、おそらく補修されたのでしょうね。壁画になっている部分もきれいでした。

それでは記念碑のほうに。

デッキに出るとパノラマが広がりますが、相当な高度差があり高所恐怖症の人は足がすくむかもしれません。

次は目的地のカズベキです。