トビリシの1泊目はずっと移動で疲れていたこともあり気軽に行ける食堂のようなレストランへ。日本人ツーリストにも人気のお店のひとつのようです。
といっても日本人は1名と後からもう一組来たぐらいで他はローカルの人が多かったですね。
ここではまずはジョージア料理のメジャーなメニューをいくつか味わいたいと思い、比較的ベタなチョイスをしました。
まずはサラダ。特にドレッシング等はかかっていませんでしたが野菜に力がありそのままでも美味しいです。少し塩はふりましたけど。
ビールは地元のものを。こちらはワインを頼んでいる人はあまり見かけませんでしたね。
こちらはオーストリ。ジョージア版ビーフシチューと言えばわかりやすいでしょうか。この料理に限らないですが料理には刻んだパクチーが入っています。トマト風味で見た目よりさわやか、1品数百円でこういう料理が食べられるのはうれしいですね。
写真だとわかりづらいのですが牛肉もたっぷり入っています。
そして小籠包のような形をしているヒンカリ。小籠包よりはずっと大きく2~3個分のボリュームがあります。皮も厚めですが、小籠包は比較的近い時代にできたものなのでこちらのほうがずっと古くからありそうです。こちら1個で25円程度で通常は5個もしくは10個以上ぐらいから注文できます。
頭の部分をつまんで中のスープをこぼさないように食べます。ちなみに頭の部分は堅いので通常は食べません。1個食べただけでもかなりずっしりときます。小籠包のほうが皮が薄くて美味しいという人もいますが、(シルクロードを通じて両方の料理は関係はあるのでしょうけど)小籠包と比較するのはナンセンスで、思い込みで決めつけず別の食べ物として楽しむほうがヒンカリ独特の食感やもっちりしたワイルドな味わいを理解できると思います。
そしてこちらはオジャクリ。ジョージア風ジャーマンポテトなどと言われることもありますが、まず豚肉が美味しい。普通はもう少し肉は小さいブロックで入りますが、こちらのはある程度塊で焼かれるのでさらに美味しく感じます。こちら360円ぐらい。ビールにとてもよく合います。
肉の大きさがわかりづらいので取り出してみました。かなり大きい塊が複数入っていました。
庶民的なこちらのレストランで楽しんだいくつかの皿でジョージア料理のスタンダードがある程度理解できた気がするとともに、それ以降もこの国でかなり美味しいものが食べられそうだという確信を持ちました。