ジョージア旅行で最後の修道院の紹介になります。こちらはテラヴィの近くにあるアラヴェルディ修道院です。こちらの修道院はジョージアでは2番目に高い宗教建築物であり、周りは立派な城壁に囲まれ要塞化しています。11世紀にたてられたものですが、一部の建築物については6世紀まで遡れるのだそうです。
こちらはワインづくりでも有名で、 クヴェヴリ製法 にて製造をしていたそうです(今も製造しているかは聞き忘れました・・・)。というわけで教会内の庭にはブドウの木やザクロの木が植えられています。
こちらはお墓ですね。
内部も見学しました。
ジョージアで作られる白ワインのブドウの一部は実は日本の甲州と原産が近いらしく、そういうこともあって最近は和食とジョージアワインを合わせるお店も出てきているようです。
どういう理由で原産が近いのかわかりませんが、シルクロードにでものってきたのでしょうか。それとももっともっと昔のことなのでしょうか。いずれにしろロマンを掻き立てられる話です。
そして隣接するマツォーニ ハウスへ。マツォーニ とはジョージア版ヨーグルトのことで、一時期日本で「カスピ海ヨーグルト」として人気になったものです。でもカスピ海に面しているのはお隣のアゼルバイジャンなので、言葉の響きが良かったからなんでしょうがジョージア(当時はまだグルジアでしたが)への敬意が欠けている気もする何とも微妙な話ですね。
こちらでマツォーニを食べました。カスピ海ヨーグルトってねっとりした感じが正直なところいまひとつ苦手だったのですが、ここで食べたものは別物?と思うぐらい美味しかったですね。カスピ海ヨーグルトに対する私の印象がすっかりかわりました。というか今までの料理にもいっぱい入ってはいたのですが。
ヨーグルトだけしかメニューにないわけではなく、本当は食事もとれます。この時はワイン飲んだりとかしてお腹も空いていなかったので他は何も食しませんでしたが。
あとはひたすらトビリシへと車が走ります。途中で峠を越えたりして、ホテルに戻ったのは20時を超えていました。
かなり移動距離の長い1日でしたね。