ロッテアライリゾート ロッジ棟デラックスツイン宿泊記1 チェックイン

ANAホリデイ・イン信濃大町くろよんに宿泊した前日にはこちらに宿泊していました。「ARAI」といってピンと来る人はどのくらいいるでしょうか。もともとはARAI MOUNTAIN&SPAとしてバブル崩壊直後の1993年に開業。ソニーの創業家である盛田英夫氏(の管理会社)が旧新井市(今は妙高市)との第3セクターで500億円もの巨額資金をつぎ込んだ上に、黒字になることなく撤退、その後スキーヤーの減少等を受けて引き継いだ3セクの会社も2006年に経営破たんと散々な経過をたどっています。最終的に2015年に妙高市からロッテの関連会社にたったの18億円で売却されました。ちなみに裏磐梯猫魔リゾート等もよく似た経過ですよね(こちらはホテルで300億)。

そんなバブルの遺産が今どうなっているのか興味があったのと緊急事態宣言後間もないタイミングの週末で意外とこのエリアのまともなホテルが安くなかった時に相対的に設備に対してお手頃に見えたことからチョイスしました。

ホテルに近づくと要塞のようにも見えるホテル群が現れました。現在は家族向け(と本来はインバウンド)リゾートとして売り出しているこちらのホテルはチェックイン可能開始時間直後に向かうのはおそらく自殺行為で阿鼻叫喚だろうと判断し、チェックイン時の先方の手間を減らすため事前にロッテホテルズの会員になり、チェックイン開始時間の少しだけ前に訪れました。

ロッジ棟は車寄せから荷物を降ろすことができます。コロナ前はバレーパーキングのサービスもあったようですが現在はスタッフも最小限のためか自身で建物内の駐車場に停めました。スキーの際には屋内駐車場なのは何かと助かりますね。

なかなか高級感のあるエントランスですね。ロッテになる前に一度宿泊してみたかった気がします。

それでは館内に入りましょう。入り口では体温測定やアルコール消毒が必須となっています。

最初は手続きだけおこなって実際にキーを渡すのは15時を過ぎてからと言われたのですがロッテ会員になって直予約したのが良かったのか予約端末をたたいた後に話が変わり部屋に入れてくれることになりました。後でレストランにいた家族のボヤキを聞くとチェックインに1時間ほどかかったようでやはりこの手の大箱系リゾートホテルに宿泊する際には基本的なことですが徹底して他の人と同じ行動をしないことが重要とあらためて思いました。昔スキー場のプリンスホテルによく泊まっていた人なら何となくわかってもらえるでしょうか。

ロビー周りは高級感を演出するためか敢えてコンパクトですが、こういうファミリー向けのホテルにしてしまうとこの造りがアダとなりますね。

客室にはエレベーターで向かいます。実際には直接部屋に向かいましたが、ここではロビーから2階に至るスペースを先にご紹介しましょう。

2階の吹き抜けのスペースにもゆったりとソファが配置されています。

この時はクロースしていましたがパノラマウィンドウのカウンターバーもあります。

それではお部屋へ。お部屋の詳細は次回にお伝えします。