那須街道を湯本方面に走った方向にある古民家を利用したレストランです。栃木県北産のコシヒカリを釜炊きにしたご飯や自家製の手作り味噌を使った味噌汁など素朴な田舎料理が楽しめます。栃木産ポークや鶏を使ったロースかつの定食や鶏唐揚げもあるのですが、訪れるのが初めてなら田舎膳を注文するのが一番それらしい食事と言えるかもしれません。
田舎膳は以下のような内容になっています。ご飯はお櫃に入って供されます。
・茄子の揚げ浸し・那須産豚の自家製豚汁那須「御養卵」・季節野菜の煮物大豆みそ・根菜マリネ香の物(自家製ぬか漬け大根)・デザート(税込1300円)
茄子が大好きなので揚げ浸しはうれしかったですね。でもなんで茄子なんでしょうね?茄子と那須をかけている?茄子の生産量を見ると圧倒的な1位2位は高知・熊本でそれに群馬が続き栃木県は6位のようです。
豚汁はたっぷりの量で。3月の那須はまだまだ寒いので体が暖まって有難かったです。
煮物は東日本にしてはかなり薄味です。というか全般料理は薄めの味付けでしたね。田舎料理=味が濃いイメージですから昨今の健康志向もありかなり意識して薄味の仕上がりにしているのでしょう。
那須「御養卵」。私は正直TKGってあまり好きではないのですが、このご飯と卵なら美味しく食べられます。
那須の街道沿いはこういった古民家を利用した各種のレストランが多いです。
観光地ということでコストパフォーマンスという意味ではいまひとつなのですが、内容としては真っ当な食事でした。敷地内の別棟では味噌などの発酵食品や米、漬物、惣菜等の販売もおこなっています。