富山・石川(能登)1泊旅行 予告編とまとめ記事

7月中旬に能登に行ってきました。元々の旅行の目的は雑誌かネットか何かで見て惹かれてしまった「ヴィラ デラ パーチェ」に宿泊して食事をしたいと思ったのがきっかけで、それならばANAの能登便を利用すればかなりダイレクトにアクセスできるなあと思ったのですが、何と能登便がコロナの影響で減便対象に。私たちが出かける予定の土日は往復いずれも2便とも運行されない日になってしまいました。一方で小松や富山便も週末旅行には全く適さない時間帯のみの運航に減便されていますので、こうなるとまたあまり気乗りしない新幹線で行くしかありません。新幹線はえきねっとから(買うタイミングや週末ということもあり既に50%引きではなかったものの)30%引きで予約できました。

本当はヴィラ デラ パーチェだけでなく複数のお店を訪れて様々な味覚を楽しもうかとも思ったのですが移動時間もそれなりにありますしグルメ関連は当初の目的だけに絞って、あとは富山からレンタカーで移動することにしました。

新幹線を嫌がったのでたたられたのか、当日は朝から新幹線が線路故障で運休。復旧してからもダイヤが乱れていて当初予定の列車より指定券を変更して別の列車で向かいました。まずは富山に向かいます。旅のお供に東京駅でシウマイ弁当を。そういえば何気に北陸新幹線に乗るのは初めてです。普段なら飛行機に乗りますし。

富山駅はライトレールが駅の構内に直接乗り入れています。コンパクトシティ戦略の一環ですがこれは本当に便利ですね。ヨーロッパの駅ではこうなっているところが結構あります。オランダのデンハーグの場合は吹き抜けの中2階みたいなところをLRTがまたいでいました。

富山駅からは駅レンタカーを利用しましたが受付のオバサンが何かと人をいらだたせるタイプで(結論から言うとえきねっと経由で借りて確かに電車に乗ってきたという証明の画面を出せということだったらしいのですが、説明が面倒くさいのか色々端折るものだから何を言っているかさっぱりわからず)。ちなみにノン・オペレーション・チャージ(NOC)も「ノックはつけますか?」とぶっきらぼうに言うので入るつもりだったのに思わず「ノックは無用!」と答えそうになりました。私は何度も使っているのでわかりますが「ノック」なんて横山ノックじゃあるまいし略称で呼ばれたら普通の人はわからないのではないでしょうか。もっとも若い人からすると横山ノックのほうがわからないと思いますが。駅レンタカーの名誉のために言っておくと返却の際の女性はとても感じの良い人でした。

さて、そんなこんなでヴィラ デラ パーチェに向かいます。途中スターバックスに立ち寄って「富山 まるで スイカっちゃ フラペチーノ」を。

ヴィラ デラ パーチェに到着。海に面した一軒家のレストラン棟と少し手前にある自宅兼用の宿泊棟があります。

宿泊棟はシンプルですが居心地が良い空間です。

レストランでの体験は素晴らしいものでした。

朝も素晴らしかったです。

翌日は能登ドライブで千枚田へ。

ランチは富山の氷見まで戻って地元の人が多い店に入りましたが、となりの席のおばさん達が「あそこは土地で大もうけした」とか「相続で損しない方法」「農地がどうの」とか生々しいお金の話を延々と繰り広げていてちょっと萎えました・・・。

そのあとはセイズファームへ。素晴らしい環境で先ほどまでの気分が少し上がったのですが売店の若い女性がかなりの塩対応で、本当はここも宿泊施設があり泊まれるので次の機会にと思っていたのですが、全般サービスが微妙そうな印象を持ったので私の中のそのプランがそっと終わりを告げました。ワインへの取り組みとワイン自体は良さそうなのですが(まだ飲んでいないです)。

最後にスターバックスのリージョナル ランドマーク ストアのひとつで一時期は世界一美しいスタバと言われた富山環水公園店へ。そういわれるだけあって建物自体もそうなのですが環境も含めて素晴らしいですね。

そういうわけで能登のヴィラ デラ パーチェの素晴らしさとその他の落差が目立った小旅行でした。まあたまにはそういうこともありますね。それでは次回から主にヴィラ デラ パーチェの体験記を中心にしてお届けします。