最近は焼肉に始まり肉イタリアンや肉バルなど肉料理レストランが花盛り。そんな中でもこちらは肉テロのような量で勝負という感じではなく、総合的な満足度で楽しませてくれるお店です。
既に週末は年内すべて満員となっているそうですが、運よくキャンセルがあり入店することができました。
赤羽駅から7~8分歩いた住宅街にあり、場所や佇まいはいわゆる隠れ家風。アパートの奥の一軒家が目指すお店です。



店内はゆったりと席が配置され、いわゆる焼肉屋的な風情は皆無です。

料理はコースのみで、6000円と7000円があり、いずれもお酒付き。料理やお酒の種類が1000円差でグレードアップされる7000円のコースをチョイスしました。
お酒は棚に並んだ焼酎や日本酒、ワイン、ウィスキーを好きなだけ飲めます(3時間)。もちろん生ビール(プレミアムモルツ)やサワー類もあります。

最初の料理は塩昆布トマトと自家製コンビーフのサラダ、そして浅漬けキムチ。キムチは瑞々しく先入観を覆す味です。



サラダを取り分けて食べます。

次は鶏、豚、牛の前菜三種。鶏肉と大根のピリ辛煮、豚バラの白湯餡かけ、牛タンの柚子胡椒和え。それぞれが出来合いではなくて提供される前にひと手間かけられています。
牛タンは臭みがなく柔らか、豚バラはほどよく暖かくてほんわかする味です。

お酒は白州ハイボールにチェンジ。

続いて香月のすき焼き 肉巻きおにぎり風。この料理だけのためにプレートが用意されます。



さてお肉をプレートで焼きます。

表と裏を数秒ずつ焼いたお肉を一度卵の入っただしにくぐらせ、俵にぎりを二つに割いて巻いて食べます。これは言うまでもない美味しさですね。

残るもうひとつの俵にぎりは先ほどの卵にぐぐらせて、こちらは卵かけご飯風に。卵が美味しいからなのかこちらも素直に美味しいと思える味です。

続いて焼肉の盛り合わせ。左上から右回りにタン・上タン、肩三角、ランプ、カイノミ、ハラミ。それぞれ渡されたメニューにどのタレがおすすめかが書いてあります。オラオラ系の焼肉屋にありがちな焼き方とかつけるタレとかにうるさくなく自由に楽しめるのも良いですね。

プレートも焼肉用に変更。お酒は辛口ウィルキンソンのジンジャーハイボール。


一枚ずつ焼いていきます。



焼肉は追加もできますが今回はコースだけでどんな感じかを知りたかったためそのままで。
次はお酒のお供としてマスカルポーネとチャンジャ、牛スジのポン酢和え。お酒は焼酎の「鳥飼」にしました。



〆は鶏塩ラーメン(あっさり・こってり)、にくまぶしのいずれかを選べます。この時はラーメンのこってりを。こってりといっても材料も厳選されており意外と上品な味でした。


デザートはマンゴープリン。もちろん食後のコーヒー等も料金に含まれています。


何百グラムもの肉に食らいついたりするのも楽しいですが、今回のようなコースも結構いいなあと思いました。しっかり次の予約もしてきました。
赤羽の「肉処 香月」で上質の肉料理を満喫
- 2016-11-14
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