アイスランド旅行記はまだまだ続きますが、そうこうしているうちに年末でイスタンブールの空港が10月29日に暫定オープンした新空港に全面的に移転しますので、先に現在のラウンジをご紹介しておこうと思います。でも本当に年始に完全移管できるのでしょうかね?最近何も情報がないですし、年始のチケットもアタチュルクのままなのですが(笑)。
CIPラウンジは乗り換えだと案内がわかりづらく、たどり着くのに結構時間がかかってしまいました。他ブログをいくつか見るともう一度セキュリティを通らないといけないというようなことが書いてありましたが、何故か一度も検査がなく乗り継ぎができてしまいました。
CIPラウンジですが、ラウンジイスタンブールという名前がエントランスには書かれています。
エントランスはカウンターに申し出てもいいですが、チケットを照らせばそのまま自動改札で入室できます。
中に入るとスークのようなドーム状の仕切り壁があり、アラブらしさを演出しています。
第一印象はとにかく広い!ということ。しかも2層に分かれていますのでどこに何があるのかを一通り把握するのに30分近くかかりました。2時間未満の乗り継ぎ時間だと一部の空間しか把握できないまま終わってしまうのではないかと思います。
まずは設備関係を一通りご紹介します。
エントランス近くにはビリヤード台が。実際にプレイしている人もいました。
ミニシアターもあり、何らかのプログラムが上映されていました。
シアターの入り口にはポップコーンまで置いてある徹底ぶりです。
Wi-fiは数か所にある発券機にチケットをかざすとパスワードが発券されます。
荷物はシースルーの棚に入れてロックがかかるようになっています。ディスプレイみたいでカッコいいですね。
ピアノが置かれているスペース。
階下のほうはミニコンサートもできそうな配置。
各国のニュースが見られるコーナー。
ゴルフ練習場もあります。
各種ゲームコーナーも。
ラウンジは2層に分かれており、吹き抜けのスペースはこのラウンジの象徴的な風景です。
シャワールーム。とても混んでいてこの日も3時間待ちで危うく飛行機に乗り遅れるところでした(沖止めだったので何とボーディングタイムが1時間前だったのもあるのですが)。
こちらはまあ普通です。
トイレの洗面はちょっと豪華な感じ。
もちろんお祈り用のお部屋もあります。
それでは飲食編にいきましょう。こちらは時期によりテーマな出す内容も変わると思いますのであくまでも参考程度に。
チャイやコーヒー、ラテ等を提供するカフェコーナー。
DEMELのケーキがビュッフェスタイルで楽しめるコーナーもあります。これが無料なんてすごいですね。
パスタコーナー。日替わりで様々なパスタが提供されます。この時はトルコ風のラヴィオリが。
他の場所にも別の種類のパスタが。
スープも種類豊富です。中東系の航空会社のスープはどこも美味しいですね、少なくとも日系よりはるかに美味しいです。
トルコのパン「SIMIT」とトラブゾン名産のバター。SIMITがリング状をしているのは「終わりがなく」縁起が良いとされているからだそうです。トルコって結構いろんなパンがあって、もっとふわっとしているタイプのものもあります。昔、長期旅行の途中でイスタンブールに半月ほど滞在したのですが宿の近くに名もないパン屋(本当はあるのでしょうが店名が書いてなかった)があり、そこのパンが今も忘れられないぐらい美味しかったので、私の中ではトルコ=パンが美味しいイメージです。
生地から手作りで焼きたてのトルコ風ピザ(ピデ)が提供されるコーナー。
もちろん美味しくないわけがありません。
トルコ料理の前菜的な品々。
オリーブもこんなに。
おつまみ的なもの。
何故か唐突に東京コーナー。とても和食には見えませんが(笑)
イスタンブール⇔東京ってユニクロのNY進出当時のキャッチコピーみたい。
見た目は微妙ですが味は悪くはなかったです。
ドリンクはあちこちにこれでもかというほど並んでいます。
アラブ菓子のコーナー。甘すぎるので手を付けませんでした。
キョフテやチキン等の鉄板焼きコーナーから。これも美味しかったですね。
どうでしたでしょうか。おそらく世界のビジネスクラスラウンジの中で最強最大だと思いますが、来年からの新空港のラウンジはこれの約4倍の大きさといいますから今から楽しみですね。