ヘルシンキからイスタンブールへはターキッシュエアラインズのビジネスクラスで移動します。欧州系の航空会社とは違ってシートも旧型とはいえしっかりビジネスクラスのシートになっているのはうれしいですね。イスタンブールまでは約3時間半の行程ですから東京から石垣ぐらいですね。そう考えると日本は意外と広いです。
ターキッシュエアラインズは世界最大の就航国数で何と110か国以上に飛んでいます。マイナーな国や経由地の場合はskyscannerで検索するとよく候補に挙がってきます。昔長期旅行した時には何度か利用していますし、東京からの出発もターキッシュ(当時はトルコ航空)でした。その時はもちろんエコノミーだったのですが、機内食が美味しかった記憶があり、簡単なアメニティーも配られたので個人的には良いイメージを持っています。
着席するとまずはウェルカムドリンクが。トレーにのせて持ってきますので数種類のソフトドリンクの中から選べます。
離陸してほどなくナッツとともにメニューが配られます。
トルコといえば黒海周辺のヘーゼルナッツは有名ですね。以前にトルコを旅した時に物売りの少年がヘーゼルナッツの殻をいとも簡単に割るのですが、実際に買ってみるとなかなか割れず悪戦苦闘した思い出があります。
おそらくは割って見せたのと売ったものが違ったのでしょうがそれでも長距離バスにゆられながらヘーゼルナッツを割りながら食べるのは悪くない時間の過ごし方でした。周りの人がうらやましそうに見つめるのであげたかったのですが、一人にあげるとバス乗客全員にあげないといけない雰囲気で、そうするとすごいことになりそうなのでそしらぬ振りをしていました。そういえばバスにもまた別の少年が乗り込んでいて飲み物を配ったりキャンディー等のお菓子を配ったりしていました。こちらはバスのサービスの一環なので無料でした。
話がすっかりそれてしまったのでもとに戻して、そんなことを思い出しているうちに機内食がやってきました。短中距離便ですが前菜とメインは分けて運ばれてきます。
トルコ料理というか中東料理のMEZZEですね。フムス等ももちろんあります。ドリンクはシャンパーニュにしました。
調味料入れのデザインがかわいいです。
メインは3時間程度の便にもかかわらずワゴンに載せてやってきて3種類の中から選ばせてくれます。
メカジキの串焼きや、パルメザンチーズとトマトのニョッキ、ラムのケバブとどれも美味しそうです。ラムはISTのラウンジでも食べられそうだったのでメカジキにしてみました。
いかにも機内食という感じではなく本当に街の食堂で食べるみたいで美味しかったですね。
食後には再びワゴンで食後酒やコーヒー、ティー等を。
満足のいく食事を終えてウトウトしているともうイスタンブールの夜景が見えてきました。
イスタンブール・アタチュルク国際空港では沖止めでした。
ビジネスクラス乗客は3名しかいませんでしたが専用のバスで送迎されます。座席もゆったりとしており快適です。成田や羽田では望むべくもないサービスですね。
バスを降りてターキッシュエアラインズのラウンジに向かいます。
途中理容店があったり、エミレーツのラウンジの前も通りましたよ。
結構歩いてようやく目的のラウンジの近くまでやってきました。
ターキッシュエアラインズのラウンジ・イスタンブールの様子は先行してブログにアップしていますのでこちらをご覧ください。
インスタンブール アタチュルク国際空港 ターキッシュエアラインズ CIPラウンジ「ラウンジ イスタンブール」
https://travelifeblog.com/archives/77910086.html
次回はイスタンブールから東京までのビジネスクラスの様子をお伝えします。