冨美家 本店でちょっと遅めの昼ご飯を食べた後で珈琲を飲みたくなり、すぐ近くにある「イノダコーヒ」本店に立ち寄りました。イノダコーヒ自体は何度も入ったことがありますが、そういえば本店に来た記憶は不思議とないです。大阪時代から通算すると数えきれないぐらい京都に来ているのになんでだろ? リプトンの本店には何度も行っているのですが。。
イノダコーヒ本店は外観は町家造りの雰囲気ですが、中に入るといくつかの空間に分かれており、それぞれ好みのスペースで思い思いに楽しむことができます。道路側から見るとこぢんまりしているんですが、本館は中に入ると思った以上に大きく、傾斜屋根からロフト状になった2階席に続いています。
私たちはレトロ風に復元された旧館のほうにしました。テラス席もあり実際利用してる人もいたのですが、私はテラスは割と苦手なので・・・。
オーダーはケーキとドリンクのセットにしました。私は定番のレモンケーキ、妻は桃を使ったパイだったかな。
一度火災にあって焼けてしまっているので古い建物ではないのですが、どこか懐かしさを感じる空間、そして味ですね。店内の「空気感」としては銀座ウエストに通ずるものがあると思いました(銀座の本店というよりは青山ガーデン店)。
次回イノダコーヒに入ることがったら名物らしいビーフカツサンドが食べたいなあ。ビフカツは子供の頃に上本町六丁目(上六)にある現存するコロッケ屋さんのをよく食べたので懐かしいんですよね。最近は東京でもビフカツやビフカツサンドを出すお店が増えましたが元々は関西の食べ物というイメージです。
東京に住んでいるともう子供の時のこととか思い出すこともほとんどないんですけど関西に来ると街並みや屋根の形やすべてが懐かしく、最近高層ビルが増えすぎた大阪よりもむしろ京都の町を歩いていたほうがそんな気分になることが多いですね。私が住んでいたのは大阪市内の谷町(タニマチ)界隈で、この辺り一般的な大阪のイメージとは少し違い寺や神社、古い町並みが多かったので。また夏になると毎週のようにいくつもの神社で夏祭りがあって屋台が出るのも楽しみでした。
人生の中で関東に住んでいる期間のほうが既に長くなっていますが、未だに関西は帰ってきたという感覚はありますね。