【テレワーク】MUJI HOTEL 銀座をデイユースプランで利用してみた

7月に入っても日々在宅勤務をしていると在宅じゃないほうがいいなあと思う瞬間はたまにあります。私たち夫婦はともにフルタイム勤務でどちらもバシバシ長時間の会議も入ります。WEB会議は立て続けにはいると何故かリアルの会議より疲れますので気分転換したいと思ってもいつもの自宅の生活空間では難しいですし、かといって都心でホテルのような広がりのある部屋に暮らすことは私たちのような平凡なリーマンには難しいのが正直なところです。

また例えば年間計画や3カ年計画を作ったり、企画を練ったりどこか普段とは違った空間で集中して考えたいこともあります。本当に集中力のある人なら場所なんて関係ないのでしょうが、私のようにすぐに気が散る人にとっては別の場所でやるほうが集中できるんですよね。

今回は後者の目的で銀座の「MUJI HOTEL」をデイユースプランで利用してみることにしました。MUJI HOTELは日本人よりも外国人比率のほうが高かったのでしょう、コロナ以後は以前の混雑が嘘のように空いていることが多いです。

あまり価格変動のないホテル(だからこそ以前は銀座という立地を考えると日によって割安なこともあった)ですので現在でも普通に泊まればそれなりの価格なのですが、現在はデイユースプランというのを出しておりCタイプのお部屋で税込み10,000万円となかなかに魅力的です(普段の宿泊は同タイプだと約3万ぐらいします)。CタイプだとシャワーのみなのですがDタイプだとバスタブ付きでデイユースで16,000円となるのですが、今回は仕事利用なのでバスタブは不要ですしCタイプにしました。

MUJI HOTELは銀座というよりは有楽町寄りの新しくできたUNIQLO TOKYOの近く、並木通り沿いの無印良品銀座の中に位置しています。地上階は無印良品とは別にビルの反対側にホテル専用のエントランスがあります。

ホテルのフロントは6階にあります。ホテル専用エレベータもしくは営業時間内なら無印良品の店舗からもアクセスできます。

フロント後ろの壁面は100年前に敷かれた東京の路面電車の敷石を利用しているそうですよ。言われてみれば王子のあたりの道路との並行区間にもこのような敷石があったような気がします。

また具体的にどの部分なのか(それとも全部?)はわかりませんが木の部分は船の廃材を利用しているようです。

チェックイン手続き時に10,000円を前払いして、室内設備の案内を簡単に受けて自身で部屋に向かいます。客室階へ行くにはエレベーター内のセンサーにルームキーをかざす必要があります。

フロントもそうですが廊下からもうMUJIの世界ですね。従来の価値で考えるところの高級感といったものからは無縁ですがこういう世界観は嫌いではないです。

Cタイプは事前にWEBサイトで確認すると鰻の寝床のような部屋でしたので圧迫感がすごいのではないかと少し不安だったのですが入室してみるとそれは杞憂でした。天井も比較的高さはありますし空間の使い方や素材の活かし方がうまくむしろ使いやすいと感じるくらいでした。

間取りのイラストをMUJI HOTELのサイトから拝借しました。

実際の室内空間はこんな感じです。写真だと窮屈に見えますかね。でも閉所恐怖症の人でなければ逆に仕事にも集中できそうです。

ソファは無印良品のユニットソファです。ソファカバーの色を変えて使っていますね。

壁には写真集等の本が。

ソファ横には無印の空気清浄機、壁掛式のBluetoothスピーカーもあります。シンプルな室内に見えて普通のホテル以上に設備が充実しています。

反対側には無印のフロアライトも。

ローテーブルには無印のミックスナッツと金平糖が無料のお菓子として置いてあります。

チェックイン時にお守りなるものを渡されましたが、中身を空けると角型のホイッスル(非常用)ともしも災害に遭った場合にということで必要な情報をまとめた小冊子が入っていました。

ライトやカーテン、エアコンは液晶画面から操作できます。

デスク回りはシンプルですが落ち着く空間です。

スタンドももちろんあります。

MUJIの冊子を広げてみると商品の紹介やこれまでのポスターの紹介も。

デスクの引き出しを開けるとメモ帳とペンが入っています。

アロマディフューザーがあり、チェックイン時の好みのアロマを選択させてくれます。

デスクサイドには棚や引き出し、そして冷蔵庫が収納されています。

冷蔵庫には無料のドリンク(ミネラルウォーターとジャスミン茶)が入っていました。

UCCのコーヒー(お茶も可能)マシンのカセットやカップ、グラスはきれいに引き出しに。

アメニティー類は歯ブラシや剃刀の他に化粧水や乳液も用意されています。

洗面スペースはデスクから続くカウンター上にあります。

クロゼット内にはナイトウェア、スリッパ、懐中電灯など。

スリッパはとても気に入りました。

ヘアードライヤーももちろん無印。無印の商品はスマホのピントが合いづらいです・・・。

ナイトウェアはぺらっとした素材ですが、着ると意外と保温性があります。

ベッドは無印のポケットコイルマットレス。

ベッドサイドは機能的にまとめられています。

続いて水回りです。このタイプはシャワーのみでバスタブはありません。

仕事に疲れたら一階のベーカリーで購入したパンを食べたり、また夕食は同じく1階で購入したお弁当を食べたりしました。このパン、あの美瑛のコーンパンに味が似ていました。

お弁当は見た目よりはボリュームがありました。

このお部屋、自分には向いていたようですごく仕事がはかどりました。もちろん無印のグッズがある程度好きな人でないと全く刺さらないかもですが。