パレスチナ自治区・生誕教会(イスラエル・パレスチナ旅行2019 その17)

嘆きの壁の次はバスに乗ってパレスチナ自治区にある生誕教会(Nativity Church 降誕教会とも言われます)に向かいます。前回2000年にバックパッカーとしてイスラエルを訪れた時はクリスマスミサがある日に激混みのアラブバスで現地に向かいましたが、今回は現地発の日帰りツアーに参加していますので移動は楽です。

ユダヤ人入植地とパレスチナ人が住んでいるエリアの間には高い壁が築かれています。

この分離壁は場所によってはアートが描かれている場所もあり、有名なバンクシーの作品もあるようです。

さて、生誕教会に到着です。敷地内で簡単なセキュリティチェックを受けて、「謙虚のドア」と呼ばれる小さな扉をくぐると身廊へ。床の一部にはモザイクが残っており、こちらはコンスタンティヌス帝時代のものと言われています。

天井からは多くのランプが吊り下がっています。ちなみにこちらは2002年にパレスチナゲリラが立てこもり、イスラエル軍に包囲される事件も起こっています。

地下にはキリストの生誕の場所がありますが、この日は1時間待ちだったため諦めました。前回はほぼ待ち時間なしで見れたのですが。

生誕教会に隣接して1882年に建てられたフランシスコ派の聖カテリーナ教会があります。こちらは毎年行われるクリスマスミサが行われる教会です。

ベツレヘムの街。スターバックスのパクリっぽいカフェもあります。

バスターミナルには何故かコカ・コーラの大きな広告も。

高台から見るベツレヘム。意外と現代的な街並みです。

次は死海に向かいます。