緊急事態宣言の明けた2021年3月のタイミングでANAインターコンチネンタル東京に2泊してきました。クラブインターコンチネンタルルームで予約すると、スパイアアンバサダー会員の場合に基本は今回のジュニアスイート「月」のお部屋か、ちょっと運の良い時はスイートの「風」や「鳥」にアップグレードしていただくことが多いです。
このタイプのお部屋は今までも何回もご紹介していますので今回は簡単にのせておきますね。
このお部屋は細長いレイアウトで人によっては狭苦しく感じてしまうかもですが、スタジオスイートタイプとしてはセパレート感はあるのでそんなに嫌いではないです(改装前のほうがレイアウトはより良かったですが)。
リビング部分。大きく湾曲したソファはいろんな体制で寛げるので意外と悪くありません。部屋の形の関係で仕方ありませんがデスクはもう少し奥行きが欲しいです、ないよりはいいですが。
正面がミニバースペースです。コロナ禍ということを考えると冷蔵庫のラインナップは充実していますね。コロナを口実にこういうところは真っ先に手を抜きたくなるところですが、この状態を保っているのは素晴らしいと思います。こちらのホテル全体に言えることですが。
バスタブは洗い場付きで、変形ではありますがゆとりもあり使いやすいです。ひとつだけいうとレインシャワーの位置をもう少し壁寄りにしてほしかったですが、もともと古いホテルですので配管の関係があるのかもしれません。洗面カウンターがちょっと手狭というか、同じ面積でももう少し使いやすくすることはできたかなあ。
アメニティーはプロヴァンスの夜をイメージしたロクシタンのメールミストラルシリーズです。夏の湿度の高い夜に合うような爽やかな香りです。ミストラルというと昔フランスにル・ミストラルというパリからリヨン方面に向かう豪華列車がありました。私は世代が違うので大学時代にユーレイルパスでヨーロッパ旅行した際には既にTGVに置き換わっていましたが、TEE(ヨーロッパ国際特急)があった時代にヨーロッパを旅行したかったなあと思います。もっとも日本の大学生なんかがTEEに乗っていたらこのアジア人なんなんだという白い目で見られたことは間違いないですが・・・。
シャワーはドイツ ハンスグローエグループのAXORのものです。ホテルではお馴染みですね。アクサ―スタルクの水栓とかよく見かけます。
トイレは独立型。
バスローブの他にナイトウェアも用意されています。
ドライヤーはサロニアのちょっと前のタイプのものですかね。
チェックインしてすぐにラウンジでアフタヌーンティーをいただきました。この時は週末のみクラブインターコンチネンタルラウンジが営業でしたので、1泊はクラブラウンジ、もう1泊はアトリウムラウンジでの提供でした。
次回はクラブインターコンチネンタルラウンジのカクテルタイムの様子をお伝えします。